ゼネラルモーターズ(GM)ジャパンは、70年以上にわたって世界中のモーターファンを熱狂させ続けているシボレー コルベットから、アメリカンスポーツカーの熱きスピリットを表現した特別限定車「RED FLAME SERIES(レッド フレイム シリーズ)」の販売を2024年7月4日より開始した。
1953年のデビュー以来、独自の進化を続けてきたアメリカンスポーツカーの最高峰となる「コルベット」。今回、登場する「レッド フレイム シリーズ」は、伝統のV8エンジンを真っ赤に彩るエッジレッドのエンジンカバーを採用し、「コルベット」の心臓部に宿る走りへの熱い情熱を体現した。
この「レッド フレイム シリーズ」というモデル名については、かつて初代コルベット(C1)に搭載されたエンジンカバーが特徴的なブルーで塗装されたことから、「Blue Flame(ブルー フレイム)」と呼ばれたことへのオマージュとリスペクトが込められている。
そして同限定車では、その心臓部に配置されたV8エンジン「LT2」の存在感をさらに際立たせる特別装備、「エンジンアピアランスパッケージ」を装着。これにより、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルがエンジンを囲うように施され、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを日本で初搭載。美しいレッドフレイムエンジンを愛でることができる、限定モデルならではの特別感を演出する。
さらにエクステリアカラーは、ブラックのレーシングストライプが施されたレッドカラーの「レッドミスト メタリック ティントコート」と日本初採用のブラック「カーボンフラッシュ メタリック」の2タイプ。それぞれインテリアカラーは、「ナチュラル ディップド」と「アドレナリンレッド ディップド」と組み合わされる。また、インテリアにはアルミパーツをブラックで仕上げた「ステルスインテリアトリムパッケージ」を日本初導入し、精悍かつレーシーな印象をさらに高めている。
今回の2タイプとも、クーペとコンバーチブルを揃えた計4バージョン各10台のラインアップで、全て右ハンドル仕様の国内限定計40台のスペシャルモデルとなる。
ティントコートならではの深みのあるレッドカラーが特徴の「レッドミスト メタリック ティントコート」に、「コルベット」栄光のサーキットパフォーマンスを象徴するフルレングスデュアルレーシングストライプを施した。さらに限定車専用のカーボンフラッシュペイントホイールから見えるエッジレッドのブレーキキャリパーが足元を引き締め、引き継がれてきた唯一無二の走りへの熱い想いを表現している。
そしてインテリアカラーは、真紅のボディカラーとの美しいコントラストが映える「ナチュラル ディップド」を採用。ナパレザー張りの上質なGT2シートに、「ステルスインテリアトリムパッケージ」のブラックアルミニウムトリムを組み合わせ、ドライバーとパッセンジャーをゆったりと包み込むラグジュアリーかつ高性能なコックピットを実現した。
■カーボンフラッシュ メタリック
国内初採用のエクステリアカラー「カーボンフラッシュ メタリック」 は、従来のソリッドブラックとは一線を画す、メタリックペイントならではの輝きが限定モデルであることを主張。足回りには、20-スポーク ミッドナイトグレー鍛造アルミホイールのリムに赤いストライプが施され、ブライトレッドのブレーキキャリパーとともに、「レッド フレイム シリーズ」ならではの特別感を演出。卓越したパフォーマンスとともに、乗る人の心をかつてない高揚へと導く。
一方インテリアは、初代モデルへのオマージュともいうべき真っ赤な「アドレナリンレッド ディップド」のフルレザーを採用。コンペティションバケットシートは「ステルスインテリアトリムパッケージ」のブラックアクセントにより、精悍かつ洗練された個性を際立たせている。
関連情報:https://www.chevroletjapan.com/campaigns-events/corvette-red-flame-series
構成/土屋嘉久