2025年8月23日(土)、マセラティの最新ハイパフォーマンスモデル「GT2 ストラダーレ」のお披露目イベントがマセラティ神戸にて行なわれた。
「GT2 ストラダーレ」とは、2024年モントレー・カー・ウィークで発表された同社の最新スーパースポーツカーである。GTレースへの復帰を目的に開発されたGT2レースカーをベースとした、公道走行を可能にしたロードリーガル仕様で、ハイレベルなスポーツ性能の結晶ともいえる存在だ。独自のテクノロジーやスタイルを誇るトライデントを代表する唯一無二のスーパースポーツに仕上がっている。
レーシングカーの性能を引き継ぎながら、カタログモデルとしての魅力を最大化させ、サーキット走行での性能発揮だけでなく公道走行での実用性や快適性を持った、世界中で愛されるスーパースポーツカーとしての持ち味が凝縮されている。今回、実車が西日本エリアに上陸するのは初めてということで、特別にWEBマガジン「AUTOMOTIVE QUANTUM」(リンク)とフリーペーパー「Advanced Times」の読者計15組30名がイベントに招待された。
イベントの冒頭、ゲストとして招聘された俳優の高橋克典さんが、マセラティ神戸を運営するオートレジーナの宮本輝夫代表取締役社長とアンヴェールを行なった。実車を初めて目にした高橋さんは「ここまで振り切ったスポーツカーを造ったマセラティは凄いと思うし、正直なところ意外でした。特にこのクルマは公道を走れるレーシングカーという点だけでも驚かされますが、細部まで上品かつモダンに、こだわって造られているところが、マセラティらしくてお洒落だなと思いました」と語った。
イベントに参加した読者も目を皿のようにして、写真撮影に没頭。運転席に乗り込んだり、エンジンルームを覗き込んだりと、洗練されたエアロダイナミクスやモータースポーツの伝統を受け継ぐ魅力的なデザインを目に焼き付けている姿が印象的だった。
その後、マセラティ ジャパンの木村隆之代表取締役社長が、1914年にイタリアのボローニャで創業し、111年の歴史を持つマセラティブランドの紹介と「GT2 ストラダーレ」のプレゼンテーションを行なった。
「『GT2 ストラダーレ』は他社のスポーツカーと違って、本当に乗りやすいスポーツカーです。一方で先進の安全技術も搭載されており、きちんと実用性も追求して造られています。機会があれば他の車種も含めて、ぜひ、試乗していただきたいですね」と語った木村社長の言葉に、参加した女性読者の皆さんも興味津々といった面持ちだった。
イベントの後半は、高橋克典さんが再び登場。高級車のある暮らしを愉しむWebマガジン「AQ」の安田典人編集長と、マセラティというブランドの魅力、クルマのある暮らしの愉しみ方、ふだんから大切にしている仕事の美学といったテーマで、トークセッションを繰り広げた。
その中で高橋さんは、「これまでたくさんのクルマを乗り継いできましたが、なぜかマセラティだけは所有したことがありませんでした。ところが、最近『グランカブリオ』に試乗する機会があったのですが、自分でもめちゃくちゃ似合うなと思いましたね(笑)。実際に走らせてみても久しぶりに、クルマって楽しいものだったんだということに気づかされました。マセラティ特有の曲線美やインテリアの上質さ、すべてがバランスよくまとまっていてワクワクしましたね」と絶賛。「GT2ストラダーレにも試乗できる日を心から楽しみにしています」と熱く語った。
マセラティ「GT2 ストラダーレ」は、モータースポーツのヘリテージに加えて、今日のブランドを象徴するイタリアンラグジュアリーとグランツアラーの要素を併せ持つ、極めて先鋭的なモデル。レースのDNAを感じさせながら、日々のドライブや長距離の旅へと誘うことを目指して造られたこのモデルは、卓越したエンジニアリング、イノベーション、デザイン、そして路上を走る上でのエモーションをオーナーに届けるであろう。見識眼の優れた自動車愛好家の期待にも応えられる、マセラティのエッセンスを凝縮したスーパースポーツカーは世界限定914台。その走行シーンを日本で見られる日もそう遠くない。
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高橋克典・衣装/LARDINI 文/編集部 撮影/藤岡雅樹