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2025.08.07

レクサスのスポーツクーペ「LC」に頂点という名を冠した特別仕様車PINNACLEが登場

レクサスは、LC500h/LC500/LC500 Convertibleを一部改良を施し、発売した。また、LC500及びLC500 Convertibleに特別仕様車LC500“PINNACLE(ピナクル)”及びLC500 Convertible“PINNACLE(ピナクル)”を設定し、それぞれ100台を抽選販売する。100台の内50台はオーナーを対象に先行抽選を実施し、それぞれ50台を一般向けの抽選販売分として、8月7日まで抽選申し込みを受付し、当選者には8月18日に申し込んだ販売店から連絡の上、商談を開始するとしている。

このLCは、2012年デトロイトモーターショーに出展したデザインスタディモデル「LF-LC」がベースとなっている。好評を博したLF-LCのデザインを進化させ、レクサスがよりエモーショナルなブランドへと変革をする象徴的なモデルとして、開発、デザイン、生産などのさまざまな常識や制約を打破する挑戦と約5年の歳月を経て市販化を実現させた。

そして新しい時代のレクサスの幕開けを象徴するラグジュアリークーペとして、基本に立ち返り、クルマの骨格であるFRプラットフォームを新開発し、走りのポテンシャルを高め、美しいデザインを創り上げた。低重心かつ前後重量配分などの慣性諸元をつくり込み、フロントミッドシップのレイアウトとし、高剛性ボディ、新開発マルチリンク式サスペンション、およびカーボン素材などを活用した軽量化で、「より鋭く、より優雅に」をキーワードに、すっきりとして奥深い走りの実現を目指した。

LC500 特別仕様車“PINNACLE”(朧銀)

またV型8気筒5.0Lエンジンに、新開発10速オートマチックトランスミッションをレクサスとして初めて採用。加えて、高回転化したV型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせた世界初のマルチステージハイブリッドシステムを開発。ハイブリッドが持つモーター駆動による応答性の良さを最大限に活用し、ダイナミックなドライビングテイストを追求した。LCで磨き上げた、レクサスならではの乗り味は、「Lexus Driving Signature」として、その後のライナップの全てのモデルに一貫した乗り味の礎となり、継承されている。

LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE”(ニュートリノグレー)

さらに生産ラインは、LC専用の組立ラインを新たに設置し、床面や天井を白一色として、より作業のしやすい環境を整備。また、品質確保のため、一人ひとりの作業工程をタブレット端末で確認するなど、最先端の生産システムが導入された。LFAで開発したCFRP製造技術RTM(樹脂注入成形法)をさらに進化させ、LCへのCFRPルーフ採用を実現したほか、異種材同士を締結するセルフピアッシングリベットを採用し、アルミダイキャストサスペンションタワーの採用を可能とした。LCが目標としたデザインや走行性能の実現には、レクサスの生産技術やTAKUMIの技が大きく貢献している。

2017年の発売以降も、Always Onの考え方のもと、たゆまぬ走りの進化を続けるとともに、2020年にはConvertibleの追加設定や、エアレースパイロットの室屋義秀選手との技術交流から得た空力技術を活用したCFRPリヤウイングを採用した特別仕様車“AVIATION”の発売等、レクサスのフラッグシップモデルとして、ブランドを牽引し続けてきた。2025年、熟成を重ねたLCが、走りを徹底的に磨き上げたモデルとして発売するのが、特別仕様車“PINNACLE”となる。特別仕様車の“PINNACLE”は、最高峰、頂上を意味し、LC500“PINNACLE”はより鋭く意のままに走る楽しさを、LC500 Convertible“PINNACLE”はより優雅で心地よい走りを追求した。

LC500 特別仕様車“PINNACLE”(朧銀)
LC500 特別仕様車“PINNACLE”(朧銀)

そして共通アイテムである一体成型フロントバンパーカナードや専用固定式リヤウイングにより、高い空力性能と運動性能を確保。LC500“PINNACLE”は、剛性に優れた構造のリヤアルミ中空サスペンションメンバーを搭載し、タイヤのグリップ力をより有効に活用することで、ドライバーとクルマの一体感ある走りを実現した。さらに新たに搭載したDRSとの高い親和性により、高次元で安定性と軽快さを両立している。

LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE”(ニュートリノグレー)
LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE”(ニュートリノグレー)

一方LC500 Convertible“PINNACLE”は、初採用の専用固定式リヤウイングにより、オープンにした時の乗り心地や直進安定性・操縦安定性をより一層高めている。また、LC500“PINNACLE”とLC500 Convertible“PINNACLE”それぞれに専用チューニングを施しており、各部品の僅かな個体差に合わせた寸法精度の作り込みや、手作業による最終調整により、伸び感があるなめらかな回転フィールや、加減速時の応答性向上と質感の高いドライブフィールを実現している。エクステリアは、専用のブラックスパッタリング塗装の鍛造アルミホイールをはじめ、各パーツをブラックで統一し、専用ボディカラーとのハーモニーを表現している。

LC500 特別仕様車“PINNACLE” 朧銀
LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE” ニュートリノグレー

ボディカラーは、LC500“PINNACLE”が、日本古来の金属工芸で銀と銅の合金を仕上げた銀灰色の「朧銀(おぼろぎん)」、LC500 Convertible“PINNACLE”が、硬質なライトソリッドグレーをベースに、ハイライトでメタリックをほのかに感じさせるニュートリノグレーを専用カラーとして設定。LC500“PINNACLE”では塗装にも拘り、表面の凹凸により光を乱反射させ、マットな質感を表現するマットクリア塗装を採用、塗装の最表面には、防汚と汚れ除去を実現した新開発の特殊表面処理(レクサスマットコート)が採用されている。

LC500 特別仕様車“PINNACLE” インテリアカラー:ブラック&ホワイト
特別仕様車専用グラデーション刺繍(LC500 特別仕様車“PINNACLE”)
特別仕様車専用プレート(LC500 特別仕様車“PINNACLE”)
特別仕様車専用スカッフプレート(LC500 特別仕様車“PINNACLE”)

インテリアは、残雪に陽の光があたり、大地があらわになっていく雪解けの情景からインスピレーションを受けた専用インテリアカラー、ブラック&ホワイトとサドルタン&ホワイトをそれぞれに設定。

LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE” インテリアカラー:サドルタン&ホワイト
特別仕様車専用インテリアカラー:サドルタン&ホワイト(LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE”)
特別仕様車専用グラデーション刺繍(LC500 Convertible“PINNACLE”)
特別仕様車専用プレート(LC500 Convertible“PINNACLE”)
特別仕様車専用スカッフプレート(LC500 Convertible“PINNACLE”)

その他にも、特別仕様車限定の専用装備として、助手席インストルメントパネルへの刺繍の採用、スカッフプレートやプレートが設定されている。

関連情報:https://lexus.jp/models/lc/features/pinnacle/

構成/土屋嘉久

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