ビー・エム・ダブリューは、BMW XMのラインアップに、システム・トータル出力がMモデル最強となる「XM Label(エックスエム・レーベル)」を追加し販売を開始。納車は、今年末からを予定している。
M専用モデルBMW XMは、武骨なSUVとは明確な一線を画す、全ての人の目を惹きつける個性的なスタイリングに、ラグジュアリー・モデルの快適性とサーキットでの走行を可能とするパフォーマンスを両立した革新的なスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)コンセプトとして今年1月に販売を開始した。今回発表のXM Labelは、PHEVシステム・トータルの性能を最高出力550kW、最大トルク1000Nmに高めたMハイ・パフォーマンス・モデル最強のモデルとして位置付けられる。
このXM Labelの発売と同時に、専用の内外装色に鮮烈な印象のレッド・アクセントを施した全世界限定500台の限定車「XM Label Red」日本仕様モデルの注文の受付を、BMW公式ウェブサイト内の専用ページにおいて、今年11月8日午後11:59まで実施する。日本国内において15台限定での導入となり、限定台数より注文数が上回った場合には、厳正な抽選により、当選者を決定する。納車開始は、今年末からを予定している。
なお、XM Labelは、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催のJAPAN MOBILITY SHOW 2023の会場内BMWブースに、日本初公開モデルとして展示されている。
XM Labelは、高効率な4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを最高出力585PS(430kW)/6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800–5,400rpmにまで高めた上で、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した197PS(145kW)を発揮する電気モーターを搭載するプラグイン・ハイブリッド・システムとすることで、システム・トータルの最高出力を748PS(550kW)、最大トルクは1,000Nmまで高め、電気自動車を除き、BMW M史上最強のパワー・ユニットを搭載するモデル。
XM Labelのエクステリア・デザインは、BMW XMに対し、キドニー・グリルやウィンドウまわりのアクセント・バンドがハイグロス・ブラックとなり、より精悍な印象となっている。また、「XM」のモデル・バッジはLabel専用に赤く縁どられ、Label専用のボディ・カラーとしてMブルックリン・グレー・メタッリックが設定されている。
XM Labelのインテリア・デザインは、専用のブラックとフィオナ・レッドのバイ・カラーにレッド・コントラスト・ステッチをあしらったBMW Individualエクステンド・レザー・メリノ・シートを採用し、さらに、インテリア・トリムも、XM Label専用のMカーボン・ファイバー・トリムを採用している。
一方、限定車XM Label Redのエクステリア・デザインは、キドニー・グリルやウィンドウまわりのアクセント・バンドが限定車専用のトロント・レッドとなり、併せて、専用の22インチ・ホィールのインサート・カラーおよびMスポーツ・ブレーキ・キャリパーもレッドに塗装され、より鮮烈な印象となっている。また、Label Red専用のボディ・カラーとしてBMW Individualフローズン・カーボン・ブラック・メタリックが設定されている。また、インテリア・トリムには、限定台数を示す「1/500」のレタリングが施されている。