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2026.08.26

キャデラックがレースカー直系のシングルシーターモデル「V-ONEコンセプト」を発表

キャデラックは、レースで数々の勝利を収めてきたブランドの真髄と、キャデラックならではの特別仕立ての洗練さを融合させたコンセプトカー「V-ONE」を発表した。その名称は、キャデラックが「Vシリーズ」で受け継いできたパフォーマンスの伝統と、ブランド初となる、世界に1台だけのシングルシーターという表現を組み合わせたものとなる。

レースカー「キャデラックVシリーズ.R」と共通の基盤を持つパフォーマンス・エンジニアリングをベースに開発された「V-ONEコンセプト」は、レース用ハードウェアをいかにしてドライバー中心の体験へと昇華できるかを探求すると同時に、デザイン、パフォーマンス、テクノロジーの各領域における、キャデラックの輝かしいレースでの勝利の歴史をさらに際立たせている。

グローバル・キャデラックのエグゼクティブ・デザイン・ディレクターであるドミニク・ナジャフィは、次のように述べている。

「『V-ONEコンセプト』は、キャデラックが提供するパフォーマンス・コンセプトを究極の形で表現したものであり、将来の『キャデラックVシリーズ』ブランドに対する私たちの意欲を明確に示す存在です」

この「V-ONE」は、キャデラックのLMDhレースプログラムをルーツとし、「Vシリーズ.R」から得た知見を取り入れている。これにより、キャデラックのパフォーマンスが単にレースから着想を得たスタイリングだけではなく、真のエンジニアリングによって形づくられていることを明確にしている。キャデラック・デザイン、キャデラック・レーシング、そしてシャーシコンストラクターであるダラーラ社が共同で開発したこのコンセプトカーは、ファクトリーレベルのプロトタイプパフォーマンスとテクノロジーを実現するよう設計されている。

その背景にあるのが、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権およびFIA世界耐久選手権(WEC)で躍進を続けるキャデラック・レーシングの戦績。2023年に「Vシリーズ.R」がデビューして以来、両選手権合わせて10勝、16回のポールポジション、32回の表彰台を獲得している。この実績には、2023年IMSAウェザーテック選手権でのマニュファクチャラー、チーム、ドライバーの各タイトル、2025年ル・マンでのハイパーポール、そしてサンパウロで開催されたFIA世界耐久選手権におけるキャデラック初の1-2フィニッシュなどが含まれる。

そして「V-ONE」の心臓部には、「Vシリーズ.R」と基本設計を共有するV8ハイブリッドパワートレインが搭載されており、このコンセプトが持つ本格的な性能と確かな実力を示している。また、サスペンション、トランスミッション、一部の電子制御システムなどにおいても、「Vシリーズ.R」譲りのレース由来のアーキテクチャを採用している。こうしたレースで培われた技術を土台としながらも、「V-ONE」は同等レベルのパフォーマンスを維持するとともに、より扱いやすい車両となることを目指している。

関連情報:https://www.cadillacjapan.com/

構成/土屋嘉久

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