ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、日本限定の特別仕様車「RANGE ROVER SV BESPOKE URBAN TWILIGHT COLLECTION」を2025年6月18 日(水)より受注を開始した。今回の特別仕様車は、都会の空の色や近代建築に反射する光に宿る美しさからインスピレーションを得て、「URBAN DAWN(都会の夜明け)」、「URBAN DUSK(都会の夕暮れ)」、「URBAN LIGHT(都会の灯り)」の3つのテーマで構成されている。精巧なクラフトマンシップ、24金が施されたスクリプトバッジ、そしてレンジローバーのデザインチームが独自に開発した特別なエクステリアカラーが特徴となっている。最高級のモダンラグジュアリーを求める日本のユーザーのために、各テーマ4台、合計わずか12台のみの限定生産となる。
夜が明けようとする瞬間、太陽が見え始める直前のビルの隙間から覗く空の色をイメージし、薄いグレイがかった濃い紫のBESPOKEモーブサテンで表現した。インテリアには、シックなエボニーレザーシートを採用し、明け方のまだ光の当たらない状態を想起させる。またショルダー部分には、独自の刺繡グラフィックが施されている。さらにムーンライトクロームとブラックセラミックコントロールが、ダークなインテリアテーマをさらに引き立てる。
スモークがかったブルーグレイのBESPOKEブルーグレイサテンを採用し、夕暮れ時の柔らかで温かみのある空の色を表現。光が当たるとゴールドの輝きを放ち、BESPOKEカラーならではの1台に仕上げられている。インテリアの素材はノンレザーのUltrafabricを使用し、フロントシートにライトクラウド、リアシートにシンダーグレイのデュオトーンになっている。ムーンライトクロームとブラックセラミックコントロールが、ダークなインテリアテーマをさらに引き立てている。
夜に近づく夕空と煌めく街の灯りを表現するために、シルバーに淡いピンクの暖色をかけ合わせたBESPOKEシルキーロゼサテンが採用された。インテリアは、鮮やかなペルリーノのレザーに同系色の刺繍、クロームやホワイトセラミックなどをちりばめ、エクステリアの軽やかな雰囲気と統一感を持たせている。
なお今回の3つモデルのパワートレインは、マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを搭載した4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(最高出力:452kW/615PS、最大トルク:750Nm)を搭載している。ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏は、次のように述べている。
「日本独自の特別仕様車『RANGE ROVER SV BESPOKE URBAN TWILIGHT COLLECTION』を発表できうれしく思います。『SV BESPOKEプログラム』を用いて都市のワンシーンを切り取ったこのモデルは、『RANGE ROVER』のモダンラグジュアリーな世界観をより体現することができます。昨年6月に発表した『RANGE ROVER SV BESPOKE 1858 EDITION』と『RANGE ROVER SV BESPOKE BALMORAL EDITION』と同様、目の肥えた日本のお客様のためだけに英国のSVデザインチームと創り上げました」
関連情報:https://www.landrover.co.jp/range-rover/
構成/土屋嘉久