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2025.06.07

世界限定50台!マクラーレンがル・マン優勝30周年を記念した特別モデル「750Sル・マン」

マクラーレンは、ル・マン 24時間レースのデビュー戦で優勝し、トリプルクラウン(ル・マン24時間レース、インディアナポリス500、F1モナコGPの3冠)を達成してから30年になることと、2027年からル・マンの最高峰クラスにマクラーレンが復帰することを記念して、「750S Le Mans(ル・マン)」を発売することを発表した。このモデルは、わずか50台の限定生産のため、マクラーレンのシリーズ生産スーパーカーの中でもとくに垂涎のモデルとなるはずだ。

1995年6月18日、J.J.レート選手、ヤニック・ダルマス選手、関谷正徳選手がドライブするマクラーレンF1 GTRの59号車が苛酷なル・マン 24時間レースで優勝し、さらに3台のF1 GTRがトップ5でフィニッシュした。その偉業から 30周年にあたる今年のル・マンには、750SをベースとするマクラーレンGT3 EVOがLMGT3の栄冠を目指して出走する。

この750Sル・マンは、アイコニックなF1 GTRの59号車にオマージュを捧げて、同じル・マン・グレーのエクステリア・ペイントをまとい(オプションでマクラーレン・オレンジも選べる)、ルーフ・スクープと5スポークのLM ホイールを装備する。

また、新しい「MSOハイ・ダウンフォース・キット」(HDK)を装着し、一体型エンドプレートを持つ背の高い「カーボン・ファイバー製アクティブ・リア・スポイラー」によって、ドラマチックな印象を加えている。拡大したカーボン・ファイバー製スプリッターを擁するフロント・バンパーとリア・ウィングを組み合わせたことで、標準仕様の750Sからダウンフォースが10%増大している。空力パーツが追加された名高いマクラーレンF1のLM仕様と同様に、これはサーキット・パフォーマンスを強化。さらにHDKパッケージを締めくくるのは、グロスブラックのルーバーが付いたボディカラーと同色の新型カーボン・ファイバー製アンダーウィング・パネルとなる。

また、750Sル・マンのオーナーは、インテリアのカラーをカーボン・ブラックとダヴ・グレーか、もしくはカーボン・ブラックとマクラーレン・オレンジの組み合わせから選ぶことができ、ル・マンのロゴと記念プレートのほか、以下のような一連の専用装備が標準となっている。

【エクステリア】

●エクステリア・ペイントをル・マン・グレーかマクラーレン・オレンジの2種類から選択可能
●ハイ・ダウンフォース・キット(HDK):グロスブラックの拡大カーボン・ファイバー・スプリッター付きフロント・バンパー、グロスブラックのレイズド・カーボン・ファイバー・アクティブ・リア・スポイラー、グロスブラック・ルーバー付きルーバード・ボディカラー・カーボン・ファイバー・アンダーウィング・パネル
●ステルス仕上げの5スポークのル・マン仕様ホイール
●赤いマクラーレンのロゴが入ったF1ゴールド・スペシャル・カラー・ブレーキ・キャリパー
●青/赤でディテールを彩ったホイール・センター・キャップ
●グロスブラック・カーボン・ファイバー・ルーフ・スクープ
●グロスブラック・ルーバー付きカーボン・ファイバー・フロント・フェンダー
●グロスブラックのエクステリア・ディテール
•ナチュラル・チタン・エグゾースト・フィニッシャー
●エクステリアにペイントによるル・マン・ロゴ

【インテリア】

●2種類の専用ル・マン仕様インテリア・テーマから選択可能(カーボン・ブラック・アルカンターラ、ジェットブラック・ソフトグレイン・レザー、ダヴ・グレー・アルカンターラの組み合わせか、カーボン・ブラック・アルカンターラ、ジェットブラック・ソフトグレイン・レザー、マクラーレン・オレンジ・アルカンターラの組み合わせ)
●ル・マンのロゴをデボス加工したヘッドレスト
●ル・マンのロゴ入りフロアマット
●専用のル・マン記念プレート

【オプション】

●グロス・ビジュアル・カーボン・ファイバーのエクステリア・ディテール(フード・エア・インテーク、ドア・ミラー・ケーシング、サイド・エア・インテーク、リア・フェンダー・エア・インテーク、レイズド・アクティブ・リア・スポイラー・エンドプレートなど)
●グロス・ビジュアル・カーボン・ファイバーHDK およびアンダーボディ・パック(フロント・スプリッター、リア・ディフューザー、レイズド・アクティブ・リア・スポイラーなど)
•グロス・ビジュアル・カーボン・ファイバー・レイズド・アクティブ・リア・スポイラー
•グロス・ビジュアル・カーボン・ファイバー・ルーバー・パック(フロント・フェンダー・ルーバー、リア・アンダーウィング・パネル・ルーバーなど)
●グロス・ビジュアル・カーボン・ファイバー・ルーフ・スクープ・アウター
●赤いマクラーレンのロゴが入ったF1 ゴールド・スペシャル・カラー・ブレーキ・キャリパーを含むトラック・ブレーキ・アップグレード

サーキットでの記録を記したオプションプレートには、1995年ル・マン優勝やトリプルクラウン達成をはじめ、マクラーレンがモータースポーツで収めた数多くの大きな成功がリストアップされいる。フロントのラゲッジ・コンパートメントに装着されるこのオプションは、新車の750Sすべてで購入可能となっている。

750Sル・マンは、ベンチマークを書き換え、数々の受賞歴を誇る 750Sのパフォーマンスを受け継いでいる。これを支えるのは、ミドマウントされる最高出力750PSのM840T型4.0リッターツインターボV8エンジン。また、モータースポーツから生まれたカーボン・ファイバー製ストラクチャーのモノケージⅡと、プロアクティブ・シャシー・コントロールⅢサスペンション・システムによって、750Sは同クラスで最も軽量かつ俊敏なモデルとなっており、これをHDKの空カパーツがさらに強化している。

マクラーレン・オートモーティブ最高コマーシャル責任者、ヘンリク・ウィルヘルムスマイヤー氏は、次のように語っている。

「750Sル・マンの登場は、ル・マンでのデビュー戦優勝30周年を記念するだけでなく、マクラーレンGT3 EVOが今年のレースに出走すること、2027年に最高峰のハイパーカー・クラスに復帰することが発表されるなど、マクラーレン・ブランドにとってとりわけエキサイティングな時期を象徴しています。このエクスクルーシブな750Sは、FI LM以来となる、HDK で空力を強化したル・マン仕様のマクラーレンです。過去の650Sと720Sのル・マン仕様は、標準モデルに対してプレミアが付いていますから、とくに垂涎のスーパーカーとなるに違いありません」

関連情報:https://cars.mclaren.com/jp-ja

構成/土屋嘉久

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