メルセデス・ベンツ日本は、「E 200 AVANTGARDE(ISG)」の特別仕様車「E 200 Edition Exclusive(ISG)」を発表した。
特別仕様車「E 200 Edition Exclusive(ISG)」の販売台数は、外装色の「MANUFAKTUR オパリスホワイト(メタリック)」が150台、「グラファイトグレー(メタリック)」が50台の合計200台限定となる。メルセデス・ベンツEクラスは、1946年に発表されたW136型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。
2024年1月に発売された現行Eクラスは、パワートレインを全てのモデルで電動化された。デザインも一新され、ホイールベースの延長によりキャビンはゆったりとしたサイズとなった。リア部分ではスリーポインテッドスターをモチーフにした ツーピース型LEDランプでワイド感を演出。さらに、ルーティン機能の搭載や音声認識の向上といった大幅な進化を遂げた第3世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載し、機能性と快適性を大きく向上させている。
「E 200 Edition Exclusive(ISG)」のエクステリアデザインは、通常E200に設定のないエクスクルーシブラインを採用。メルセデス・ベンツの伝統的なフロントフェイスを象徴するスリーポインテッドスターのボンネットマスコットや、3本の水平ダブルルーバーを備えたラジエターグリルが、よりエクスクルーシブな雰囲気を演出する。また、E200では有償オプションのパノラミックスライディングルーフおよび、20インチAMGアルミホイールを標準装備として採用されている。
インテリアデザインで目を引くのは、エレガントな印象を与えるシートカラー。2色の外装色に、それぞれシートカラーが設定されており、外装色「MANUFAKTUR オパリスホワイト(メタリック)」選択時には本革(トンカブラウン)が、外装色「グラファイトグレー(メタリック)」選択時には本革(マキアートベージュ)が装備される。
またインテリアトリムには、E200で有償オプションの「ブラックピアノラッカーインテリア トリム」や、上位モデルのみに設定されている「ブラウンオープンポアメープルウッド センタートリム」を採用し、上質な車内空間を演出。加えて、快適性を高める「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む/運転席・助手席)」や、「シートヒーター(後席左右)」、より上質なサウンド体験を叶える 「Burmester 4Dサラウンドサウンドシステム」も標準で装備されている。
さらに、センターディスプレイから助手席ディスプレイまでが、1枚のガラス面に覆われたように見える「MBUXスーパースクリーン」や、車両停止時に車内から ビデオ会議への参加が可能な「自撮り&ビデオカメラ」といった先進的なインフォテインメントシステムも標準で採用し、乗員の利便性を高め、より豊かな時間を提供する。
パワートレインは、ベースモデルのE200から変更はなく、エンジン単体で204PS(150kW)、320Nmを発生する2.0リッターの直列4気筒ターボエンジン「M254」を搭載している。また、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターのISGによって短時間、最大で23PS(17kW)、205Nmのブーストが可能となっている。さらにトランス ミッションは、「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用し、1速から9速までの変速比幅が広いことからエンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/saloon/e-class/overview.html