アルピーヌ・ジャポンは、アルピーヌ F1チームのシャシー製造工場でチームの拠点でもあるイギリス エンストン工場が持つ高いカーボン成型技術を活用し、アルピーヌ F1マシンと同じカーボン素材を使用して造られたカーボンパーツを装備した限定車「A110 S エンストン」の受注を、9月21日(木)から開始する。
アルピーヌ F1チームのマシンは、イギリスのエンストンにある工場でシャシーを製造し、フランスのヴィリシャティオンにある工場で、エンジンの開発とアッセンブリーを行っている。
今回のアルピーヌ A110 S エンストンは、エンストン工場が長年培ってきた、F1マシンには欠かせないカーボンパーツの高度な成型技術とノウハウを活用し、アルピーヌ F1マシンと同じカーボン素材を使用して、エンストン工場内で製造されたメーターバイザーとセンターコンソールを装備している。
このカーボンパーツとともに、グレーステッチが施されたブラックマイクロファイバーのステアリング、ルーフライニング、ダッシュボード、専用ロゴ入りSABELT製軽量モノコックバケットシート、カーボンエンブレム付ドアトリムなどが、ドライバーにモータースポーツの情熱を感じさせる。また、シリアルナンバーが付いた限定車専用プレートが、このモデルが特別な1台であることを物語っている。
さらにノワールマットの専用ルーフとルーフアーチ、ブラックの18インチホイール「GT RACE」、シルバーキャリパーが、エクステリアのスポーティかつシャープな印象をいっそう際立たせている。
またA110 S エンストンは、ハンドル位置(左、右)、2色のボディカラー(グリ トネール マット、アルジャン メルキュール マット)、3つのエクステリアオプション(専用ユニオンジャックルーフデカール、カーボンルーフ、エアロキット/いずれも有料オプション)が選択でき、32通りもの組み合わせの中から、好みに応じた1台をオーダーすることができるようになっている。
アルピーヌ A110 Sをベースとしたこの限定車は、最高出力300ps、最大トルク340Nmを発生する1.8リッター ターボエンジンと電子制御7速AT(7DCT)を搭載し、0‐100㎞/hは4.2秒、最高速度は275㎞/hに達する(いずれもオプションのエアロキット装着時)。
このA110 S エンストンは、300台のみ生産される限定車で、日本での販売台数は20台となる。
●専用ルーフ、ルーフアーチ(ノワールマット)
●専用カーボンエンブレム
●18インチアロイホイール(マットブラック):GT RACE
●ライトグレーキャリパー
●専用Alpine F1 Team エンストン工場製カーボンパーツ(センターコンソール、メーターバイザー)
●専用ロゴ入りSabelt製軽量モノコックバケットシート
●マイクロファイバーステアリング、ルーフライニング、ダッシュボード、センターコンソール
●グレーステッチインテリア
●限定車専用プレート(シリアルナンバー付)
●専用フロアマット