ロールス・ロイス・モーター・カーズは、同社を代表するゴーストの新たな旅を祝して、きょしちょう座を囲む南の夜空にインスパイアされたトゥカナ・パープルのビスポーク特別仕様車を東京にてお披露目した。
ロールス・ロイスのデザインチームは、ビスポークの無限の可能性を示すゴーストの新しい表現を特別にデザインし、世界各地の主要都市で発表している。今回、東京で公開されたのは、きょしちょう座を囲む南の夜空を思い起こさせる荘厳なトゥカナ・パープルのゴースト。
ゴーストのコンテンポラリーなイメージと遊び心を見事に体現する大胆なトゥカナ・パープルの色調と、鮮やかなライム・グリーンのコントラストが目を引く組み合わせは、ゴーストが描き出すビスポークの無限の可能性の好例のひとつ。
ゴーストのシームレスなエクステリアはビスポーク・ペイントのための純粋なキャンバスとして、インテリアの美しさを引き立てるビスポークのインストゥルメント・ダイヤルは、カスタマイズによって選ばれた表情豊かな色合いで躍動感をもたらす。
ゴーストは、119年にわたるロールス・ロイスの歴史の柱となるモデルであり、その革新的な歩み「ロールス・ロイス・ルネッサンス」を牽引した象徴的なセダンとして、独自の地位を確立している。
ロールス・ロイス・モーター・カーズのアジア太平洋リージョナル・ディレクター、アイリーン・ニッケイン氏は、次のように述べている。
「ゴーストはロールス・ロイスにとって素晴らしいサクセス・ストーリーを意味します。力強く表情豊かなトゥカナ・パープルのゴーストは、ロールス・ロイスのビスポークの可能性、そして日本のお客様が大切にする個性的な表現と卓越した希少性を体現しています」
ロールス・ロイスは、ミニマルなデザインによって新たな美学を表現するゴーストを色鮮やかな個性を描くための最高のキャンバスとして見立てて、オーナーのインスピレーションを刺激する次のような様々な試みを実現している。
ブラック・バッジ・ゴースト・エクリプシスは、皆既日食からインスピレーションを受けて誕生した25台限定のプライベート・コレクション。この卓越したコミッションは、月が太陽を完全に覆い隠す荘厳な瞬間を巧みに再現している。
完全ビスポークのスターライト・ヘッドライナーには、そのインスピレーションの源となった皆既日食を再現する魅惑的なシークエンスが用意されている。
940もの光ファイバーでつくられた星の輪が月のシルエットの周りに輝く光のコロナを表現して浮かび上がり、さらにヘッドライナー全体に散りばめられた192個の星が光を放ち、皆既日食でしか見ることのできない日中の空に煌めく星々の幻想的な光景を再現している。このアニメーションは、皆既日食の最長継続時間である7分31秒間続き、終了後は、再び夜空に星座が広がる。
イルミネイテッド・フェイシアには、皆既日食のタイムラインを象徴する1,846個のスターが、レーザー・エッチングで表現されている。タイムピースのベゼルには、ロールス・ロイスで初めて0.5カラットのブリリアント・カット・ダイヤモンドが配され、ビスポークの頂点を極める。
それは、月が太陽を隠す直前と直後のわずかな瞬間に、月の輪郭上にまばゆい光を放つ「ダイヤモンド・リング」現象を想起させる。