至極のスロートラベルを楽しめる最新ホテル4選

一か所に長期で滞在し、現地の文化やライフスタイルに深く浸ることを重視する“スロートラベル”が、新しい旅のスタイルとして注目を集めている。

そこで、IHGホテルズ&リゾーツは、2024年に国内外に開業したホテルの中でスロートラベルの拠点に最適なデスティネーションや、世界から注目される富山での連泊プランを公開したので、詳細をお伝えしよう。

2024年10月開業／インドネシア・ビンタン島　ホテルインディゴビンタンラゴイビーチ

ホテルインディゴは、その街の個性とその土地ならではの歴史や文化を、ホテルのデザインやアート、ストーリーテラーなサービスなど、ホテル体験を通してそれぞれの土地にある「ネイバーフッドストーリー」をゲストに届けるライフスタイル・ブティックホテルブランドだ。シンガポールからフェリーでわずか60分の距離にあるビンタン島の美しい海岸沿いに佇む「ホテルインディゴビンタンラゴイビーチ」は、ビンタン島のスパイス交易や漁業文化をテーマに、伝統的な漁師小屋（ケロン）をイメージした建築デザインが特徴的。

120の客室からは美しい海の景色を楽しめ、プライベートバルコニー付きの部屋や、一部の客室には屋外バスタブが備えられ、ゲストはビンタンの穏やかな自然とより深くつながることができる。ホテル周辺には、島を感じることができる観光スポットが点在。密集した植生と絡み合う木の根が、野生生物でいっぱいの活気に満ちた生態系を作り出す「ビンタンマングローブ」では、マカクザルやシルバーリーフモンキーを観察できる。また、東南アジア最大の人工海水ラグーン「クリスタルラグーン」では、ソーラーボートに乗って景色に浸ったり、水上三輪車で自分のペースでラグーンを探索するなど、スローな時間を楽しめる。価格：210 SGD～（1泊1室）

2024年5月開業／インド・ウッタラーカンド　vocoジムコルベット

インドの首都ニューデリーから比較的アクセスしやすい場所にありながら、壮大なコシ川のほとりに広がる13.5エーカーの緑豊かな敷地に佇み、深い森林に包まれた静寂のサンクチュアリ。ヒマラヤ山脈の南側に広がる丘陵地帯クマオン地方の美しい自然と野生動物に浸る特別な体験を提供する。

インド初のvocoとして、70室のモダンで広々とした客室のほか、コシ川の流れを眺めながら開放的な空間で食事を楽しめる「Kosi Bar & Kitchen」、古代のヒーリング技術と現代のウェルネス理論を融合させた「Tattva spa」など、地元の自然や文化に浸りながら、ゆっくりと滞在を楽しむのに最適な施設を備えている。

地元の歴史に名を刻むハンター、ジムコルベットにちなんで命名されたインド最古の国立公園「ジムコルベット国立公園」のジャングルサファリでは、トラをはじめとした野生動物と出逢うことができる。価格：10,900 INR～（1泊1室）

2024年12月開業／ホテルインディゴ長崎グラバーストリート

国内5軒目の「ホテルインディゴ」として長崎県・南山手エリアに2024年12月に開業した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」は、かつての商人達が親交を深めた社交場をイメージしたロビーラウンジ、美しく煌めくステンドグラスが印象的な聖堂レストランなど、「時空を旅する和‧華‧蘭ラビリンス」をコンセプトにしている。当時の記憶を彷彿とさせる異国情緒あるユニークな設えを施した館内は、まるで長崎の街を散策しているかのように感じられ「坂の街」ともいわれるこの街を実際に“さるく”（長崎弁でぶらぶら歩く）と、ホテルから徒歩の距離に、日本最古の教会「大浦天主堂」、重要文化財「旧グラバー住宅」など、まさに長崎の歴史に浸れるスポットが点在。

ホテルから徒歩約15分の「長崎孔子廟内広場」では、お面が瞬時に10数枚変わる人気が高い伝統芸能である「変面ショー」（2月以降の開催日は長崎孔子廟中国歴代博物館の公式サイト参照）を楽しめる。

また、4月には江戸時代から続く長崎の三大行事の一つ「長崎ハタ揚げ大会」が行われるなど、地元文化に楽しく触れることも可能だ。価格：32,300円～（1泊1室）

世界から注目の都市、富山へ！ANAクラウンプラザホテル富山

今注目のデスティネーションとしておすすめなのが富山。アメリカの有力紙において「2025年に行くべき52カ所」のなかで選出された富山市の中心地に位置する「ANAクラウンプラザホテル富山」は、世界遺産・五箇山の合掌造り集落や立山アルペンルートの玄関口でもあり、富山でのスロートラベルの拠点に最適。ホテルから少し足を伸ばすと、選出の理由としても注目された「富山市ガラス美術館」、続日本100名城の一つ「富山城」などの観光スポットを楽しめる。観光と滞在をゆっくりと堪能したい人におすすめの連泊プランには、2泊以上で富山の郷土料理が楽しめる朝食付き。富山県産「八乙女米」をはじめ、「立山味噌」や港町新湊の「中六醤油」、富山の名産「ほたるいかの沖漬け」、とろろこんぶをトッピングする「富山おでん」など、富山ならではの食を楽しめる。

連泊プラン：お得な価格に朝食付！ビジネスにも観光にも最適。ゆっくり富山に滞在プラン
予約期間：通年
宿泊期間：通年
価格： 16,400円～（2泊1名様・朝食付き）

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