高級時計ブランド「ジェイコブ&コー」は、11月上旬に開催されたブガッティ大阪およびブガッティ東京主催で行われたハイパーカー「ブガッティ トゥールビヨン」ローンチイベントにおいて、新作ラグジュアリーウォッチ「ブガッティ トゥールビヨン」を日本で初お披露目した。
2019年にジェイコブ&コーとブガッティがパートナーシップ契約を締結して以降、ジェイコブ&コーは数々の革新的なコラボレーション時計を世に送り出してきた。その中でも特に人気を博したモデルが「ブガッティ シロン トゥールビヨン」で、ハイパーカー「ブガッティ シロン」のオーナーから時計好きまで幅広く支持を得ている。
そうした成功にも後押しされ、ジェイコブ&コーとブガッティの間で“設計や理念、デザインを共有した同名のラグジュアリーウォッチとハイパーカーを製造する”という前例のないプロジェクトが秘密裏に進行していた。2024年6月、ついにこの壮大な計画が結実、ジェイコブ&コーからはラグジュアリーウォッチ「ブガッティ トゥールビヨン」、ブガッティからはハイパーカー「ブガッティ トゥールビヨン」が発表された。この発表は時計業界と自動車業界に衝撃を与え、非常に大きな注目を集めた。
ラグジュアリーウォッチ「ブガッティ トゥールビヨン」は、スピードメーターを再現したレトログラード仕様の時分表示、V16エンジンを再現したオートマトン、30秒で回転するフライング・トゥールビヨン、そしてハイパーカーを模したケースディティールなど、腕元にハイパーカーのエッセンスを凝縮した一品である。
現在公開されているブラックDLCチタン製モデルの価格は59,840,000円(税込、2024年12月現在)で、世界限定150本のみの生産。国内ではジェイコブ銀座ブティック限定で販売予定だ。さらに、今回のイベントでは未発表の18Kローズゴールド製モデルも特別展示された(詳細未定)。ジェイコブ&コーは、斬新なデザインと卓越した技術力で時計業界を牽引し続けている。日本国内においては2024年6月には銀座ブティックが拡大移転し、さらなる躍進を遂げた。この度お披露目された「ブガッティ トゥールビヨン」は、その進化を象徴する一例であり、今後の展開にも大きな期待が寄せられる。
世界250台限定のハイパーカー「ブガッティ トゥールビヨン」は、日本国内への割り当てがわずか10数台という希少性を誇り、車両価格は約6.5億円にのぼる。日本国内、世界ともに完売しているという。
デザインには高級時計を彷彿とさせるスピードメーターが採用され、今回のコラボレーションの深い結びつきを象徴する仕上がりとなっている。