タグ・ホイヤーは、レーシングカーとそのアイコニックなカラーを称えるタグ・ホイヤー モナコ コレクションの新モデル「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーン」を発売した。
タグ・ホイヤー モナコは長年にわたり進化を続けてきた。新たな素材、テクノロジー、デザイン要素を取り入れた真の芸術品となり、ブランドのアヴァンギャルドな精神を象徴する存在となっている。
コレクションの最新作、タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーンも、例外ではない。
2023年に発表されたレーシングブルーに続きこのモデルも、モーターレーシングの素晴らしい伝統、そしてタグ・ホイヤーがこの分野に刻み込んできた確かな足跡にオマージュを捧げる時計となっている。
20世紀初頭から1960年代まで、レーシングカーはメーカーやスポンサーのシンボルカラーではなく、国を象徴するナショナルカラーを纏っていた。
イタリアの鮮やかなレッド、またシルバーに変更する以前に当初使用されていたドイツのホワイト、そして昨年タグ・ホイヤーが発表したモナコ クロノグラフ レーシングブルーを彩る、これぞまさしくと思わせるフランスのブルーなど、各国に独自のカラーがあったのだ。このコレクションの第二章、最新作タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーンにインスピレーションをもたらしたのは、有名な英国のレーシンググリーン。
レーシンググリーンは、英国のモータースポーツを真っ先に連想させるカラーとして、歴史にその名を刻んできた。1902年、ゴードン・ベネット・カップでセルウィン・エッジが駆り優勝を飾った「ネイピア 50」を彩った有名なカラーである。これにより、翌1903年の同大会の開催国がイギリスに決定。現代の英国のレーシングチームや有名自動車メーカーにも採用され続けているこのグリーンは、モータースポーツ界を象徴する色であり、そして、今年のモナコのインスピレーションとなった。
タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーンのひとつひとつのエレメントは、そのすべてが、歴史的な英国のレーシングカーとそれを彩るホワイトとイエローのタッチにインスピレーションを得ている。このテーマを基にデザインされた時計のダイヤルは、タイムレスでエレガントな印象を与えるシルバーのサンレイ加工サテン仕上げが施され、1920~1930年代のスポーツカーに見られたエンジンターン加工を施したダッシュボードを彷彿とさせる。
ダイヤルにはアプライドインデックスとしてポリッシュ仕上げのシルバーのアワーインデックスを8つ、ライトグリーンのスーパールミノバが塗布されたドッドマーカーを12個あしらっており、時刻を一目で確認することが可能だ。特筆すべきは、12時位置に配したファセットカットのバトン型マーカー。鮮やかなイエローのストライプが、ウォッチの秒針、そして美しい英国レーシングカーのイエローと呼応している。
上品なグリーンのサブダイヤルは、鮮やかでありながらも洗練されたカラーで、伝統的なレーシンググリーンにオマージュを捧げた。歴史を感じさせるホイヤーのロゴにもヘリテージを宿したこのモデルは、コレクターや時計愛好家を惹きつけてやまない魅力を湛えている。1969年の発表以来引き継がれ続けるモナコのDNAを受け継ぎ、リューズは9時位置に配置。
ムーブメントはキャリバー11を搭載し、サンドブラスト加工を施したグレード2チタン製ケースに収められたこのモデルは、堅牢さと軽量さ、そしてスポーティな印象を兼ね備えている。また、サファイヤケースバックからは、内側のムーブメントを覗き見ることも可能だ。
タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーンに合わせ、パンチング加工を施したグリーンのストラップは、クラシックな英国紳士の美学を反映したデザインだ。付属のグレード2チタン製フォールディングバックルはホイヤーの刻印ロゴが目を引く。ケースバックにはリミテッドエディションであることを示す「One of 1000」の刻印があしらわれ、特別にデザインされた専用ボックスには、ブラックに鮮やかなイエローのアクセントを効かせている。
完璧を求めるジェントルマンドライバーに贈る、パーフェクトな時計をぜひチェックしてほしい。
タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーン
CAW218E.FC6565/130万3,500円(税込)
キャリバー 11 / 自動巻 / シルバーサンレイダイヤル / グレード2チタン製ケース / ケース径39 mm / 100m防水 / パンチング加工を施したグリーンカーフストラップ