マセラティ ジャパンは、新型スーパースポーツカーであるMC20の日本でのデリバリーを開始したことを発表した。
MC20は、一目で分かる独自のスタイルと、驚異的なエアロダイナミクス効果を備えたマセラティの新時代の先陣を切る新型スーパースポーツカー。2020年9月にモデナ、東京、ニューヨークの3都市で行われた同時発表後、昨年の日本国内でのシェイクダウンを経て、ついにデリバリー開始となった。
なめらかな流線形とアグレッシブさを持ち合わせた、唯一無二の容姿の下には、F1由来のプレチャンバーを始めとする先端技術を結集した100%マセラティ製のV6エンジン「ネットゥーノ」を搭載し、最高出力630ps、最大トルク730Nmを誇り、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度時速325Km以上を実現している。
未来の扉を開くMC20は、「MC」にはマセラティ コルセ(コルセはイタリア語でレースを意味する)の頭文字、そして「20」は、MC20を発表しレースへの復帰を宣言した2020年から名づけられた。
このネーミング方法も、1926年に初めてマセラティバッジが与えられたTipo 26 、ユニークかつ革新的なシャーシ構造を採用したバードケージTipo 61 、そしてチャンピオンシップで勝利したMC12のマセラティの歴史的な3モデルにちなんだものであり、ネーミングからデザインまでマセラティの伝統を継承するモデルとなっている。
さらに、昨年は「European Product Design Award 2021」にて「Product Design of the Year」の受賞をはじめとする数々のアワードを受賞し、デザインの機能性、美しさと革新を追求する姿勢が評価された。