ケータハムカーズ・ジャパンは、「SEVEN 340 NÜRBURGRING EDITION(セブン340 ニュルブルクリンク エディション)」を発売した。
このモデルは、ニュルブルクリンクから正式なライセンスを取得しており、車体各所に同サーキットの象徴的なブランドロゴが施されている。さらに、パートナーであるビルシュタインと共同開発を行い、セブンのサーキット志向のキャラクターを引き立てるようチューニングされた、同モデル専用のサスペンションセットアップを採用している。なお、340および420モデル合わせて、全世界でわずか100台のみが販売される(日本では340モデルのみ)。
「SEVEN NÜRBURGRING EDITION」は、世界で最も過酷なサーキットからインスピレーションを得た、限定生産のセブンとなる。軽量シャシー、レースで鍛えられたビルシュタイン製サスペンション、そしてドライバーとの一体感を追求してチューニングされた自然吸気2.0リッター・デュラテック・エンジンを搭載し、その挑戦に見事に応えている。世界限定100台(各車両に個別のシリアルナンバー入り)という希少性を誇るこのセブンは、まさに「Green Hell(グリーン・ヘル、緑の地獄)※」そのものが形作った1台。ニュルブルクリンク(特に北コースのノルドシュライフェ)は、そのあまりの過酷さと険しさから「Green Hell(グリーン・ヘル、緑の地獄)」という異名を持っている。森に囲まれた山岳地帯に位置し、1周約20-25kmの長さ、激しい高低差(約300m)、刻々と変わる天候が特徴となる。狭く起伏の激しいコースレイアウトと、魔物が棲むと言われるほどの難しい難所から、世界中のドライバーやメーカーから恐れられる「スポーツカーの聖地」として知られている。元F1ドライバーのジャッキー・スチュワートが、その危険なコース環境に恐怖を感じて「Green Hell(グリーン・ヘル、緑の地獄)」と命名したとされている。自動車メーカーが新車開発のテスト走行を行う際、極限の負荷で「走る・曲がる・止まる」の性能チェックをする、車両開発の聖地としても有名。
1世紀にわたり、「Green Hell(グリーン・ヘル、緑の地獄)」の容赦ない舗装路は、ドライバーとマシンを究極の試練にさらしてきた。全長12.9マイル(約20.76キロ)に及ぶ過酷な高低差とオフキャンバーのコーナーを制するには、パワーだけでは不十分。必要なのは、精密なマシンとなる。
そこで、「SEVEN NÜRBURGRING EDITION」がその挑戦に応える。パートナーであるビルシュタインがチューニングした専用ダンパーが、全73のコーナーにおいて理想的なセッティングを実現。一方、自然吸気2.0リッターエンジンが生み出す172馬力(PS)は、あらゆるコーナーの頂点から力強く飛び出すためのパワーとレスポンスを提供する。
この世界限定100台のみの「SEVEN NÜRBURGRING EDITION」は、3種類の専用カラーバリエーション、バザルトグラウ(ダークグレー)、フェルケールスロット(トラフィックレッド)、アハートグラウ(ライトグレー)、専用グラフィック、そしてニュルブルクリンクロゴの刺繍が施されたシートを特徴としている。
ケーターハムのSenior Vice Presidentであるトレバー・スチール氏は、次のように語っている。
「1世紀にわたり、ニュルブルクリンクはセブンの本質そのものであるバランス、精度、そして比類なきドライビング体験を体現する価値観を掲げ続けてきました。私たちはこのサーキットの精神を捉えるべく、車のあらゆる要素をこのサーキットの要求に応え、個性を反映するように磨き上げました。サーキットと公道の双方での使用を想定して設計された『SEVEN NÜRBURGRING EDITION」は、世界に名高いこの伝説のサーキットへの最大の敬意を表す、まさに唯一無二のモデルです」
関連情報:https://caterhamcars.com/ja/seven-340-nurburgring-edition
構成/土屋嘉久