マクラーレンは、2024年11月9日(土)、富士スピードウェイを舞台に「マクラーレン・トラックデイ・ジャパン2024」を開催した。メインイベントとなるパレード・ランには、過去最大となる177台のマクラーレンが一堂に会し、参加したオーナーそれぞれがこだわりや情熱を共有しながら、自身のマクラーレンでサーキット走行を愉しんだ。
そのイベント前夜、11月8日(金)に開催されたオープニング・セレモニーでは、アイルトン・セナ氏の甥にあたるブルーノ・セナ選手とのトークショーも開催され、参加者に埋め尽くされた会場は翌日の「マクラーレン・トラックデイ・ジャパン2024」を前に期待感に包まれた。
そして9日(土)当日、「マクラーレン・トラックデイ・ジャパン2024」は、早朝から日本初公開となるソーラスGTのコックピットに乗り込んだり、Sennaラウンジなどを堪能されたタレントの吉村崇さんを迎えたオープニング・セレモニーを皮切りに、ビギナーからエキスパートまで、多彩なドライバーたちがそれぞれのカテゴリーで思い思いに走行を楽しんだ。また、デモンストレーション走行にソーラスGT、さらにブルーノ・セナ選手自らがステアリングを握った特別走行などが繰り広げられ、富士スピードウェイは興奮に沸き返り、参加者全員がマクラーレンの魅力を肌で感じる、素晴らしい一日となった。
2022年8月発表。25台のみ生産されたソーラスGTは、ビデオゲーム「グランツーリスモSPORT」のコンセプトカー「マクラーレン・アルティメット・ビジョン・グランツーリスモ」をベースにし、マクラーレンがバーチャルの世界で表現してきた究極のシングルシートのサーキット専用ハイパーカーを現実のものにしたモデル。ソーラスGTの車重は1,000kg未満で、10,000rpmを超える回転数と840PSを発生する自然吸気の5.2リッターV10エンジンを搭載。風洞実験と数値流体力学(CFD)の両方によって磨き上げられた、最適化されたボディワークとフロアの驚異的なエアロダイナミクスは、1,200kgを超えるダウンフォースを発生させることができる。超軽量エンジニアリング、パワー、そして驚異的な空力最適化の融合により、シングルシーターレース以外のマクラーレンで最速のラップタイムを記録し、F1マシンをドライブする感覚に近いドライビング・エクスペリエンスを提供する。
関連情報:https://cars.mclaren.com/jp-ja
構成/土屋嘉久