流体機械式高級時計ブランド『HYT』は、新作として『コニカル トゥールビヨン・パンダ』を発表した。
新作となる HYT コニカル トゥールビヨン・パンダは、機械的に高度な独特なコニカル トゥールビヨンと、洗練されたエレガンスのアゲートを完璧に組み合わせることで、際立ったコントラストと特徴的な個性によるパワーあふれる作品となっている。
陰と陽を思わせる、天然のホワイトアゲートとブラック仕上げ、あるいは機械と液体とのバランスのとれたコントラストは、従来の枠には収まらない強烈な個性を生み出しており、わずか 8本の限定製造。
ダイヤルの心臓部では、時の液体表示が命を吹き込み、手作業でつくられた天然ホワイトアゲート製の3つの球を散りばめたコニカル トゥールビヨンが詩情あふれるダンスを演じる。
キャリバー 701 TCは、アゲート製のアワーメタルリング、ホワイトとブラックで仕上げた。
機械式時計の中心部に位置する至高のコニカル トゥールビヨンは、テンプとヒゲゼンマイが 30°、ガンギ車が 15°、アンクルが 23° 傾斜しており、生命を帯びたかのように動く。
HYT のトゥールビヨンは、珠玉の時計の中心部で時計まわりに 30 秒で 1 回転する。その優雅な回転は、さまざまな大きさの球によってリズムを刻みながら、思わず息をのむほどのスペクタクルを繰り広げる。
このスペクタクルの生命の鼓動と、トゥールビヨンが奏でるそよ風のようなかすかな音は、外周に配された直径 2.5 mm の 3 個のアゲートによって、さらに壮麗さを帯びていく。
3個の球は、異なる速度で調和よく回転する。1 つめの石は 1 分間に 4 回転、2 つめの石は 5回転、3 つめの石は 6 回転し、どの球も独特で、いずれもホワイトのカウンターウェイトを伴っている。
チタン製トゥールビヨンケージをはじめ、面取り、引抜き加工、ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げを施した受けや、磨き上げたネジの皿穴、小さな直径 1.5 mm の 6 個の球など、高級時計の正統的な伝統を受け継いだ仕上げによって、この時計の輝をいっそう引き立てている。
一見ばらばらな各球の回転も、技術的に高度な効率を備えたコニカル トゥールビヨンにより、調和のとれた動きを示す。
この比類ないトゥールビヨン ムーブメントには、HYT 特有のブラックの液体モジュールが組み合わされ、全体がホワイトセラミック コーティングの 48mm チタン製ケースに収められている。
これに裏表マルチレイヤーの反射防止加工済みドーム型サファイアガラスをかぶせることで、全体の美しさを至高のものにした。
HYT コニカル トゥールビヨン・パンダ
REF: H03236-A
限定製造数: 8本
価格: 75,240,000円 (税込/予価)
サイズ:横: 48.00 mm、縦: 52.30 mm、厚さ: 25.15 mm
ストラップ:ホワイトのラバーストラップ
防水性:30 m 防水
ムーブメント::
– Ref.: 701-TC (533 個)
– タイプ: 機械式
– 振動数: 21,600 振動/時(3 Hz)
– 石数: 61
– パワーリザーブ: 40 時間以上
ケース:
– ホワイトセラミック コーティングを施したチタン製ケース
– ホワイトセラミック コーティングを施したチタンおよびブラック DLC チタン製リューズ
– 反射防止加工済みドーム型サファイアガラス
– ホワイトセラミック コーティングを施したチタン製のサイドグリルとフレーム
バックル:
– スタンダードバックル
– ブラック DLC チタン
– サテン仕上げおよびサンドブラスト仕上げ
機能:
– 時のレトログラード液体表示
– 中央の分針
– トゥールビヨン
– カオス的アニメーション
– 天然のホワイトアゲート製の直径 2.5 mm の球 3 個、ホワイトのカウンターウェイト 3 個、トゥールビヨンケージ内の直径 1.5 mm の球 6 個(2 個はホワイト、4 個はブラック)
– ホワイトのラッカー仕上げの真鍮製のミクロ カウンターウェイト 3 個
文字盤:
– アゲート製アワーベゼル
– ブラック 3D コーティングのアプライド、ホワイト夜光(SLN ブロック)の数字とロゴ
– ホウケイ酸ガラス製キャピラリーチューブとブラックの液体
– マットブラックの分針、ホワイト SLN
関連情報
https://www.hytwatches.com/en/tourbillon/panda/index.html