ポルシェジャパンは、ブラックのアクセントで彩られたタイカンとカイエンの「ブラックエディション」の予約受注を開始した。このブラックエディションの特徴は、専用のエクステリアとインテリア、そして数々の高品質な装備。特にタイカンは、大容量バッテリーの搭載による航続距離の伸長というメリットも備えている。タイカンブラックエディションは、スポーツセダンが用意され、カイエンブラックエディションは、クラシックなSUVとエレガントなSUVクーペの2タイプから選ぶことができる。
さらに、エクステリアとインテリアのブラックアクセントがブラックエディションモデルのスポーティでエレガントな外観を強調する。タイカンでは、スポーツデザインパッケージ、サイドウインドウトリム、リアのモデルロゴがハイグロスブラックで仕上げられる。ほかのエクステリア塗装仕上げと組み合わせたハイグロスブラックのエクステリアミラーは、ブラックエディションのみ利用可能。またブラックのイルミネーテッド“Porsche”ロゴが付いたリアライトストリップが標準装備される。ブラックインテリアアクセントパッケージ、ストレージパッケージ、ブラックブラッシュアルミニウムドアエントリーガード(イルミネーテッド)も含まれている。
そしてタイカン、タイカン4にオプション設定されている大容量のパフォーマンスバッテリープラスは、タイカンブラックエディションモデルにも標準装備される。105kWhという大きな総エネルギー容量は、走行性能と航続距離(WLTP)の両方にメリットをもたらす。カイエンにおいては、スポーツデザインパッケージ、エクステリアパッケージ、エクステリアミラー、“Porsche”ロゴ、リアのモデルロゴのすべてがハイグロスブラックで仕上げられている。インテリアは、ブラックブラッシュアルミニウムのインテリアパッケージによって、さらに魅力的になった。
またポルシェは、両モデルシリーズの標準装備に以下を追加した。フルカラーのポルシェクレストをあしらったセンターキャップ付21インチホイール、HDマトリックスLEDヘッドライト(カイエンブラックエディションはティンテッド)、“Porsche”ロゴを映すLEDドアプロジェクター、ヘッドレストにポルシェクレストをあしらったフロントコンフォートシート(14way電動調節機能およびメモリー機能付)、ドルビーデジタルを含むBOSEサラウンドサウンドシステム(タイカンはエレクトリックスポーツサウンド付)、ストレージパッケージ、ブラックのスムースレザートリム。また、タイカンのセンターコンソールには、“Black Edition”と記された専用バッジが装着される。
ブラックエディションとはいえ、ブラックをベースカラーにする必要はない。レジェンド、ドリーム、シェード、コントラストの各カテゴリーからのカラー選択、ペイント・トゥ・サンプルやペイント・トゥ・サンプルプラスプログラムで提供される幅広いカスタマイズオプションを利用することもできる。さらにインテリアには、スレートグレーのレザーやツートンデザインなどのオプションも用意されている。
エクステンデッドブラックエディションパッケージには、フロントドアの“Black Edition”のレタリングに加え、同じレタリングが入ったドアエントリーガード(イルミネーテッド)、専用ケース付車両キーセットなどが含まれる。キーとケース、リバーシブルラゲッジルームマット、フロアマット、車両ドキュメンテーションフォルダー、センターコンソールの収納コンパートメントリッド、ドアエントリーガードなど、数多くのインテリアコンポーネントをカスタマイズすることも可能となっている。
このタイカンとカイエンに対応するオプションは、ポルシェカーコンフィギュレーターのパーソナライゼーションシンボルで表示され、リアルタイムで確認することができる。ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーは、細部へのこだわりと卓越した職人技でこれらの装備のディテールを実現する。
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構成/土屋嘉久