ケータハムカーズ・ジャパンは「セブン480」の最終モデルとなる「セブン480ファイナル・エディション」を15台限定で発売した。「セブン480」は、フォード製デュラテック2.0ℓ自然吸気エンジンを560kg(本国発表)の車体に搭載し、最高回転数は8,500rpm、0-100km/h加速は4.1秒、トップスピードは224km/hと、EU-6に準拠したケータハムが誇る最強の自然吸気セブンとなる。2013年に最初に発表された「セブン480」の日本での新規受注は既に終了しており、正規代理店での在庫対応のみとなっている。
この「セブン480ファイナル・エディション」は、英国/EUのみでの販売だったが、今回、日本市場向けに特別に15台を用意することができた。「セブン480ファイナル・エディション」にはファイナル・エディション専用の特別仕上げが施されており、最高の仕様が披露されるとともに、自分好みに車両をカスタマイズすることができる。
そのファイナル・エディション特別装備として、特別キー&ギアノブ&メーター、サテンブラックストライプ、ブラックバッジ、限定プレート、スポーツヘックスブラックシート(ライトグレーステッチ+Final Edition特別刺繍)、620ノーズコーン、フルカーペットインテリア(ブラックパウダーコート)、2色の標準エクステリアカラー+3色のエクステリアカラー(オプション)の内3色はファイナルエディション専用特別カラーとなる。
また、シリーズ5(ワイドボディ ※台数限定)により標準のシリーズ3ボディーよりもワイド仕様となり、室内空間増/トランクスペース増/トランクスペース増/燃料タンク増/ワイドトラックサスペンション/サイドスクリーンアームレストにより、体格の大きなオーナーにも対応している。さらにローワードフロアを選択するとシート高を5cmほど低くすることができ、アイポイントと重心が低くなり、身長の高いオーナーに対応するだけでなく走行安定性も向上となる。
また、13インチホイール、レースサスペンション、豊富なロールバー/ケージ、フルウインドスクリーン・ソフトトップ & ドア(エアロスクリーンは付属なし)、ペイント7グリル/ノーズバンド&ボンネットストライプ/ロールバー、Final Editionデカールパック(サテンブラック)、カスタムカラー仕様のシグネチャーデザインスポーツヘックスインテリアパッケージ、シグネチャーエクステリアオプションなど、豊富なオプションが用意されている。
ケータハムカーズは、ロータス・セブンを作ったロータス創設者コーリン・チャップマン氏の「簡素化と軽量化」のパイオニア精神を1973年ロータスよりロータス・セブンの製造権を取得してからずっと忠実に守ってきており、シンプルで軽量のスポーツカーを提供するというケータハムブランドに引き継がれている。
関連情報:https://www.caterham-cars.jp/
構成/土屋嘉久