ベントレーは、1台ごとに丹念なクラフツマンシップ、現代的なラグジュアリー、そして卓越したパフォーマンスを体現した限定モデルの「ベンテイガ アトリエ エディション」を発表した。
この限定モデルのために、マリナーの伝統的な5色のカラー(ライトオニキス、ルビーノ、ポーセリン、クォーツァイト、ライトエメラルド)が再びラインナップに復活。さらに、新色のオブシディアン クリスタルがラインナップに加わり、ベンテイガ アトリエ エディションのためにデザイナーが厳選した、6種類のカラーバリエーションを提供する(※6種類以外にも、ベントレーの豊富なカラーパレットから自由に選択することも可能)。またこの特別仕様は、ベンテイガV8、ハイブリッド、そしてロングホイールベース(EWB)の3つのモデルからも選択可能となっている。
なおルビーノは、第3世代のコンチネンタル GTがフランクフルトモーターショーでデビューした際に観客を魅了したカラーとなり、ポーセリンはコンチネンタルのマリナー仕様導入時に美しいエクステリアカラーとして採用されたカラー。また、クォーツァイトはSレンジ全モデルにおいて、スポーティな魅力を際立たせるカラーとして選ばれている。また、標準装備にはムードライティングやベントレー ダイナミックライド、ベントレーで最も快適性を重視したキルティング仕様であるハーモニーダイヤモンドキルティング、フロントシートコンフォートスペシフィケーションといった人気のオプションも備わっており、完成度の高い1台となっている。
デザイナーが厳選した6種類の厳選カラーバリエーションは、エクステリアフィニッシュとツートーンのインテリアを組み合わせたもので、セカンダリーハイドのカラーがセンタースタックやヴェニアキャリアのピアノフィニッシュと調和するようデザインされている。
ベンテイガ アトリエ エディションのために特別に開発された、深みのあるブラックにメタリックの輝きを加えたオブシディアンクリスタルをエクステリアに採用。インテリアにはセカンダリーハイドにベルーガ、メインハイドにサドルを採用し、ファシアとウェストレールにはオープンポア仕上げのダークステインド ウォルナットを使用している。
エクステリアにはライトオニキスを採用し、インテリアにはリネンをメインハイドに、インペリアルブルーをセカンダリーハイドに採用し、ファシアとウェストレールにはダイヤモンドブラッシュドアルミニウムを組み合わせている。
ライトエメラルドをエクステリアに、インテリアはクンブリアングリーンとポートランドのツートーンで構成され、ファシアとウェストレールにはダイヤモンドブラッシュドアルミニウムを採用。これは、エクステリアに使用されるホールマークサテン仕上げをさりげなく反映したデザインとなっている。
深みのあるレッドのルビーノをエクステリアに採用し、インテリアにはクリケットボールのセカンダリーハイドを組み合わせた仕様。クリケットボールのコントラストステッチとヴェニアキャリアが、落ち着いたグラビティグレーのメインハイドと、ファシア&ウェストレールのブラッシュドアルミニウム仕上げとのコントラストを美しく演出。
気品溢れるホワイトベージュのポーセリンをエクステリアに採用。伝統的なマリナーカラーのシェードに合わせ、インテリアにはポートランドをメインハイドに、バーントオークをセカンダリーハイドに採用。ファシアとウェストレールにはオープンポア・コアを使用し、センタースタックやピクニックテーブル(装備車の場合)、コンソールにはピアノ・バーントオーク仕上げを施している。
エレガントなグレーのクォーツァイトをエクステリアに採用し、インテリアはリネンとグラビティグレーのツートーンで、ファシアとウェストレールにはピアノリネンを、ヴェニアキャリアにはグラビティグレーを使用し、洗練された雰囲気を演出。
ベンテイガ アトリエ エディションのエクステリアは、細部にわたる洗練されたデザインが特徴で、唯一無二のエレガンスを感じさせる。縦型のクロームグリルの裏には、ホールマーク・サテン仕上げの2つ目のマトリックス・グリルが隠れている。
また、ホールマーク・サテンは前後のバンパー部分にも使用されており、統一感を持たせている。22インチの10スポークアロイホイールは、サテン仕上げで明るく機械加工されたデザインで、タングステン・サテンで塗装されたポケットが特徴的。ウィングベント部分にもタングステン・サテン仕上げが施され、さらに洗練された印象を与えている。
ベンテイガ アトリエ エディションのドアを開けると、独自のアニメーションによるウェルカムライトシーケンスで迎えられる。車内に足を踏み入れると、“Hand Crafted in Crewe, England”の刻印が施されたアトリエ・エディションのトレッドプレートが目に入り、特別感を感じられる。
さらに視覚と触覚の楽しみをもたらすハーモニーダイヤモンドのキルティングでは、コントラストステッチで細長くデザインされたダイヤモンドがセカンダリーハイドの色と美しく調和している。同じコントラストカラーは、ヘッドレストのパイピング(仕様に応じて適用)や塗装されたヴェニアキャリアにも使用され、さらにヘッドレストには小さなアトリエ・エディションのブランドタグ(仕様に応じて適用)が施され、仕上げとして洗練されたアクセントを加えられている。
今回のベンテイガ アトリエ エディションには、人気の高いマリナーオプション(ムードライティング、ベントレー ダイヤモンドイルミネーション、フロントシートコンフォートスペシフィケーション)が標準装備されている。また、V8モデル(ベンテイガV8/ベンテイガEWB)に限り、車両の安定性や機動性を向上させる全輪操舵が標準装備されており、ベントレー ダイナミック ライドを楽しむことができるようになっている。
関連情報:https://www.bentleymotors.jp/
構成/土屋嘉久