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2026.09.08

「Miura SV」から「Revuelto SV」までランボルギーニの歴史を紡ぐSVの系譜を辿る

ランボルギーニは、50年以上にわたり、ブランドを象徴するV12モデルをベースに、さらなる高性能を追求したSVモデルを生み出してきた。SVモデルは、オリジナルモデルを上回るパフォーマンスを実現するためにさらなる高出力化が図られるとともに、純粋なドライビング体験を高めるための軽量化技術が導入され、ユーザーや愛好家に向けて限定台数で生産されている。

このSuper Veloce(圧倒的な速さ)を意味する「SV」の名称が初めて登場したのは55年前のことで、登場からほどなくしてサンタアガタ・ボロネーゼ発の最も過激なロードカーを象徴する存在となった。ランボルギーニにおけるSVのコンセプトは、1971年のMiura SV(ミウラSV)にまで遡る。当初から、ランボルギーニは、既存モデルを単に改良するのではなく、よりシャープで高性能なモデルへと生まれ変わらせることを追求していた。こうして独自の伝統が築かれ、SVモデルはしばしば、その時代を技術面で象徴する存在として捉えられるようになった。SVの系譜には、Miura SV、Diablo SV(ディアブロSV)、Murciélago SV(ムルシエラゴSV)、Aventador SV(アヴェンタドールSV)、そして2026年8月にカリフォルニアで開催されたモントレー・カー・ウィークで発表されたRevuelto SV(レヴエルトSV)が含まれる。

アウトモビリ・ランボルギーニ Chairman and CEO のステファン・ヴインケルマン氏は、次のように述べている。

「55年にわたり、SVはランボルギーニV12の哲学を象徴する重要な存在でした。歴代のどのSuper Veloceも、イノベーション、軽量化技術、特別感、そして純粋なドライビングの歓びという、ランボルギーニを常に際立たせてきた価値観に忠実でありながら、各時代においてパフォーマンスの限界を塗り替えてきました。私自身にとっても、Murciélago LP 670-4 SV、Aventador SV、そして今年のRevuelto SVと、3世代のSuper Veloceモデルを発表できたことを光栄に思います。それぞれが、Miura SVから始まった伝統を受け継ぎながら、その時代におけるランボルギーニのパフォーマンスの頂点を体現するモデルとなっています」

Revuelto SVは、ランボルギーニ史上初めてハイブリッドパワートレインを採用するSuper Veloceであり、感情に訴える自然吸気V12エンジンの魅力とハイブリッド技術が生み出す圧倒的なパワーと効率性を融合させることで、新たなベンチマークを確立している。1963台の限定生産となる本モデルは、最高出力1065PS、最大トルク1425Nmを発揮し、ランボルギーニの市販車として最高の数値を記録し、ハイパフォーマンスの新時代に向けてSuper Veloceの哲学を再定義している。

アウトモビリ・ランボルギーニ Chief Marketing and Sales Officerのフェデリコ・フォスキーニ氏は、以下のようにコメントしている。

「ランボルギーニの歴史を通して、SVモデルは当社の自動車の個性とパフォーマンスを極限まで追求した存在として位置付けられてきました。お客様にとって、SVは単なる高性能モデルをはるかに超える存在であり、特別感、純粋なドライビングの歓び、卓越した技術という唯一無二の組み合わせを体現するものです。Revuelto SVでは、この哲学が新たな時代へと進み、ランボルギーニの自然吸気V12ならではの感動が、電動化および先進的なビークルダイナミクスと融合されています。その結果として、最も情熱的なコレクターやドライバーの皆様に向けた、Super Veloceの系譜における新たなベンチマークが誕生しました」

このSVモデルには、各時代の最先端技術が採用されてきたが、妥協のないパフォーマンス、より精緻なハンドリング、特別感、そしてドライバーとマシンの一体感を高めるためのドライビング体験という、Super Veloceが持つ本質的なコンセプトが変わることはない。そしてそれは、Miura SVからRevuelto SVまで、ランボルギーニのSuper Veloceモデルは55年にわたり、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続けている。

Miura SV(1971年)

Miura SVは、Miuraをさらに進化させたモデルとして1971年に公開された。ミッドシップに搭載された4L V12エンジンは385hpを発揮し、現代のスーパーカーの先駆けとなったMiuraは、0-100km/h加速を約5.5秒で達成し、最高速度は280km/hを優に超えた。Miuraシリーズの最終進化形として、高出力化に加え、ボディの強化、冷却性能と運転快適性の向上も実現された。Miura SVはランボルギーニ初のSuper Veloceとなり、SVのコンセプトを定義すると同時に、その後に続く高性能モデルの基準を築いた。なお、Miura SVは、150台のみが納車された。

Diablo SV(1995年)

1995年に登場したDiablo SVは、エクスクルーシブなスーパーカーの領域でランボルギーニの存在感をさらに際立たせた。Super Veloceモデルは、オリジナル版から40kgの軽量化を実現し、大型化されたエアインテークをはじめとする洗練されたエアロダイナミクスを特徴としていた。このほかにも、最適化されたサスペンションとブレーキ、伝統的な後輪駆動を採用していた。その結果、パフォーマンスを徹底的に追求したモデルが誕生し、現代のランボルギーニにおけるSVコンセプトの復活を象徴した。5.7L V12エンジンの最高出力は510hpに上り、0-100km/h加速を約4.5秒で達成した。

Murciélago LP 670-4 SV(2009年)

21世紀を迎え、ランボルギーニは圧倒的な存在感を放つMurciélago LP 670-4 SVを発表した。同モデルに搭載された6.5L V12エンジンは、驚異の670hpを発揮し、0-100km/h加速は約3.2秒を記録したが、その驚くべきパフォーマンスを実現したのは、圧倒的なパワーだけによるものではない。Murciélago LP 670-4 SVは、オリジナル版と比較して、100kg程度軽量化され、リアスポイラーとフロントスプリッターを含む新たなエアロダイナミクスを採用していた。また、Super Veloce初の全輪駆動となり、徹底的にサーキット向けのチューニングが施されていた。350台のクーペと50台のロードスターのみが生産され、限定生産となったアイコニックなMurciélago LP 670-4 SVは、クラシックV12時代の頂点を象徴するモデルとなった。

Aventador SV(2015年)

2015年、ランボルギーニはラインアップのフラッグシップ・モデルとしてAventador SVを発表した。6.5L V12エンジンは750hpを発揮し、妥協を許さない徹底したパフォーマンスを重視したことにより、0-100km/h加速をわずか2.8秒で実現した。また、軽量化されたカーボンファイバー製のボディから洗練されたエアロダイナミクスまで、すべてが極めて高い精度で設計されていた。600台限定となった同モデルは、走るたびに、その特別感と純粋なSVのDNAを体現していた。

Revuelto SV(2026年)

ランボルギーニの伝説的なSuper Veloceの系譜における最新の進化形であるRevuelto SVは、伝統的なSVの価値をハイブリッド時代に受け継いでいる。エアロダイナミクスの強化、軽量化技術、新開発されたサスペンション、次世代のブレーキ技術、専用のドライビングモード「Pilota」によって、より研ぎ澄まされた没入感の高いドライビング体験をもたらし、ドライバーとマシンとのさらなる一体感を実現している。このRevuelto SVは、Revueltoを極限まで進化させたモデルであり、ランボルギーニのSuper Veloceの伝統に新たな章を開く。

関連情報:https://www.lamborghini.com/jp-en/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/revuelto-%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/revuelto-sv

構成/土屋嘉久

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