ランボルギーニは、ランボルギーニ・ジャパン25周年を記念して製作された日本限定エディション「Revuelto Impavido(レヴエルト インパヴィド)」を発表した。個別のシリアルナンバーが入った25台の同エディションは、勇気、規律、そして揺るぎない意志を特徴とする日本の武士道精神にインスピレーションを得たRevuelto(レヴエルト)のビスポーク仕様を通じて、ランボルギーニと日本の⾧きにわたる関係を称えるものとなる。
同エディションの名称となった「Impavido」は、イタリア語で「恐れを知らない」「勇敢な」を意味する言葉で、武士道精神から着想を得たものであり、イノベーション、パフォーマンス、卓越性に対するランボルギーニの飽くなき探求心を体現している。アウトモビリ・ランボルギーニ Chairman and CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、次のようにコメントしている。
「Revuelto Impavido は、イノベーションと文化的なインスピレーションを融合するランボルギーニの力を完璧に体現しています。Revueltoがスーパースポーツカーの未来に対するランボルギーニのビジョンを示す一方、Impavidoは、AdPersonam(アド ペルソナム)を通じて、そのビジョンがいかに独自のアイデンティティとクラフツマンシップの表現へと昇華されるのかを表しています。武士道の価値観に着想を得た本プロジェクトは、優れたイタリアンデザインと日本文化との対話を称えるものであり、紛れもなくランボルギーニであると同時に日本の精神性にも深く根差したモデルとなりました。このようなコラボレーションによって、ランボルギーニはブランドの本質を成す価値観に忠実であり続けながら、パーソナライゼーションの限界を押し広げています」
このランボルギーニ初のV12ハイパフォーマンスEV(HPEV)であるRevueltoは、ランボルギーニのアイコニックな自然吸気エンジンに最先端のハイブリッド技術を組み合わせることで、1,015PSのシステム出力を実現し、ランボルギーニV12の伝統を受け継ぎながら、パフォーマンスに新たな基準を打ち立てている。
そしてランボルギーニのパーソナライゼーションプログラムであるAd Personamによって生み出されたRevuelto Impavidoは、武士の甲冑における主要な要素から得た着想をランボルギーニのデザイン言語で再解釈したリバリーをまとっている。ドアとリアバンパーに延びる鋭利で彫刻的なラインは刀の太刀筋を思わせ、時代の最先端を行くRevueltoのデザインに自然に溶け込みながら、精密さ、スピード、制御された力を象徴している。ボディ全体に見られる金色のアクセントは、かつてアイデンティティや階層、血統を表していた甲冑の小札(こざね)をつなぐ絹の組み紐である縅(おどし)を彷彿とさせる。
さらにフロントの先頭部分は、武士の兜に取り付けられる、前立てにインスピレーションを得ている。地位やアイデンティティ、守護を表す前立てをランボルギーニのデザイン言語で解釈することによって大胆で堂々たる存在感を生み出し、その力強さと個性を強調している。またルーフとフェンダーの装飾は、甲冑を構成する漆塗りの小札を参考にし、現代的なフォルムや質感で再解釈を加えることで、武士の甲冑とRevueltoのどちらの様式にも共通する構成感、精密さ、層状構造を際立たせている。
アウトモビリ・ランボルギーニ アジア太平洋地域のRegion Directorであるフランチェスコ・スカルダオーニ氏は、次のように述べている。
「日本は過去25年にわたりランボルギーニの成⾧において欠かすことのできない存在であり、現在もアジア太平洋地域で最も強固で熱心なスーパースポーツカー市場のひとつです。ランボルギーニのV12の伝統に深い敬意を込めたRevuelto Impavidoは、ランボルギーニと日本の25周年という節目を象徴的に祝うにふさわしいモデルです。この記念の年を祝うにあたり、今後も日本のお客様に素晴らしい体験を届け、⾧く続く絆を結んでいく所存です」
このRevuelto Impavidoには、武士に由来する特定の意味をそれぞれ象徴する、4種の限定仕様が用意される。光沢仕様は、日本の国石であり、生命、豊穣多産、地球の魂を象徴する翡翠に着想を得たVerde Campus(グリージョ・アルティス・ルシード)と、忠義、名誉、優れた職人技を象徴する刀をインスピレーションとするGrigio Artis Lucido(グリジオ・アーティス・ルチド)の2 種です。マット仕様には、豪胆、守護、権威を象徴する武士の甲冑の黒と灰色に由来するGrigio Crater Matt(グリジオ・クレーター・マット)と、勇敢さ、力強さ、規律を連想させる真田の赤備えにインスピレーションを得たRosso Pyra(ロッソ・ピラ)が用意される。光沢仕様ではNero Noctis(ネロ・ノクティス)とBronzo Oreadi(ブロンゾ・オレアディ)のアクセント、マット仕様ではNero Nemesis(ネロ・ネメシス)とBronzo Serse(ブロンゾ・セルセ)のディテールが加えられ、エクステリアのペイント、リバリー、カーボンファイバー部分には共通の仕上げが施される。
限定仕様には、シャイニーブラックの21/22 インチ鍛造ホイールAltanero、Bronzoのブレーキキャリパー、マットブラックのエキゾーストテールパイプのほか、インテリアにはNero AdeのレザーとCorsa Texにコントラスト色のBronzo Oreadiのディテール、ビスポークのシート刺繍、ドアのパターン、ルーフの刺繍、サムライのロゴ、「1 di 25」と個別の番号が記されたカーボンファイバー製のプレートも含まれる。
アウトモビリ・ランボルギーニのHead of Japanであるパオロ・サルトーリ氏は、以下のように語っている。
「Impavidoは、日本のお客様の情熱とブランドとの特別な絆を祝して誕生しました。それぞれに番号が付けられた25台のRevuelto Impavidoは、クラフツマンシップ、パフォーマンス、そして自己表現を重んじる日本の価値観に着想を得た、お客様と私たちの歩みを象徴する唯一無二の存在です。ランボルギーニ・ジャパンの25周年記念にこの限定エディションを発表できることを光栄に思います。今後も、心に残る数多くのブランド体験を皆様と創り出していくことを楽しみにしています」
Revueltoは、ランボルギーニ初のV12ハイパフォーマンスEVアーキテクチャに基づいている。自然吸気6.5L V12エンジンと3基の電気モーター、横置きの8 速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせによって発揮するシステム出力は、1,015PSに上る。また、Revueltoは、フロントにForged Compositesを使用したマルチテクノロジーのカーボンファイバー製モノコック、3段階で作動するリアウイングを備えたアクティブエアロダイナミクス、CCB Plusカーボンセラミック・ブレーキと電動トルクベクタリングを備える全輪駆動を特徴としている。そのパワーウェイトレシオは1.75 kg/PSで、0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は350km/hを超える。
関連情報:https://www.lamborghini.com/jp-en/
構成/土屋嘉久