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2024.10.13

最高出力1275PS、最大トルク1340Nm、0-100km/h加速は2.7秒!マクラーレン史上最強のスーパーカー「W1」

マクラーレンは、2台のスーパーカー「F1」および「P1」の後継モデルとして、パフォーマンスのあらゆる側面でマクラーレン「1」モデルの血統を新たな高みへと押し上げる「W1」を公開した。

この新型「W1」は、真のスーパーカーの究極形であり、クラストップのパフォーマンスを目指すマクラーレンの魂が込められている。その基盤は、すべてのマクラーレン・スーパーカーを支えてきた中核となる理念。壮大なパワーを支える最先端のエアロダイナミクスと軽量シャシー・テクノロジー、そして卓越したダイナミクスと一体感、どんな状況であっても完璧なドライバー環境を提供し、ビジュアルやサウンドでも強烈な印象を与える。

そしてレースにおける長年のイノベーションと、世界チャンピオンのマインドセットを基に、マクラーレンが名声を築き上げてきた軽量エンジニアリングと空力性能に関する膨大な専門性が、すべて「W1」に凝縮されている。この新アルティメットモデルを支えたエンジニアリングチームは、これまでにFormula 1で、コンストラクターとドライバーの両カテゴリーで合計16回におよぶマクラーレンの世界タイトル獲得に貢献してきた。こうした知見が注ぎ込まれた結果、マクラーレン史上最も走りにフォーカスしたマシンであると同時に、多彩な能力を誇るスーパーカーが誕生した。

「W1」は、公道とサーキットの両方であらゆる状況に対応できるスーパーカーとなる。また、マクラーレンの公道走行可能なスーパーカーの中でも、史上最速のラップタイムと最速の加速時間を誇り、常に刺激的な走りを実現する。そのドライビング・エクスペリエンスは、革新的なグラウンド・エフェクト・エアロダイナミクスにより、圧倒的な高ダウンフォースと低ドラッグを実現。

さらに、「W1」独自のモード切り替え機能により、ロード・モードからサーキット専用のレース・モードへと瞬時に変貌を遂げる。レース・モードでは、フロントが37mm、リアが17mmのライドハイト低下により、接地感がさらに高まり、ヒーブ・システムがサスペンションを硬化。

加えて、フロントとリアのアクティブ・ウィングが展開し、マクラーレン・アクティブ・ロングテールが最大300mm後方に伸びることで、最大1,000kgのダウンフォースを生み出す。

さらに「W1」には、新設計のMHP-8型、4.0リッター、ツインターボV8エンジンが搭載され、出力密度の高いEモジュールと組み合わせることで、驚異的なスピードを実現。1275PSという壮大なパワーを誇るこの新しいハイパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインと、マクラーレンの飽くなき軽量エンジニアリング技術が融合することで、これまでサーキット専用スーパーカーやレーシングカーでしか達成できなかったパフォーマンス・レベルを達成した。

なお「W1」の名は、マクラーレンのレースにおけるWorld champion(世界チャンピオン)のマインドセットを体現しており、その発表日もまた、特別な意味を持っています。2024年10月6日は、エマーソン・フィッティパルディがマクラーレンでドライバーズチャンピオンに輝き、チームが初めてF1コンストラクターズチャンピオンシップを制してからちょうど50年を迎える記念の日となる。

V8・ハイブリッド・パワートレインと純粋な後輪駆動が実現する壮大なパフォーマンス

「W1」の心臓部であるハイパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインは、マクラーレンが開発した新たなMHP-8型V8内燃エンジンと、新型Eモジュール(ラジアル・フラックス型モーターとモーター・コントロール・ユニットを一体化)、Eリバースを備える8速トランスミッションから構成されている。そのパワーとトルクはEディファレンシャルを介して後輪のみに伝達される。

そして新型V8の最高出力928PSと、Eモジュールの347PSを合わせ、トータル最高出力1275PSという圧倒的なパワーを実現。これは、マクラーレン史上最大のパワーであり、競合モデルを凌駕する。パワフルなパワーデリバリーと圧倒的なパフォーマンスを実現するパワートレインと、わずか1,399kgという軽量な重量が組み合わさることで、911PS/tという驚異的なパワーウェイトレシオを達成した。これは、すべての公道走行可能なマクラーレンのモデルの中でもクラス最高を誇る。

さらに、合計1340Nmの最大トルクと、Eモジュールによる瞬時のスロットル・レスポンスによって、「W1」は驚異的な加速力を実現。0-100km/h加速は2.7秒、0-200km/h(124mph)加速は5.8秒、0-300km/h(186mph)加速は12.7秒未満という結果を叩き出した。

なお、マクラーレンは、これほどのパワーとトルクを備えるモデルでありながら、一般的な常識に反して、純粋な後輪駆動シャシーを維持することを選んだ。このような後輪駆動のスーパーカーで、これほどの加速力と動的性能を両立できるのはマクラーレンのみかもしれない。これはマクラーレンがFormula 1で培ってきた豊富な経験と技術の賜物で、最高のパフォーマンスと精密な操縦性を追求するため、パワーを後輪に集中させる必要があったためだ。

■マクラーレン・オートモーティブCEO マイケル・ライターズ氏のコメント

「W1は、アイコニックなF1とP1の卓越性を受け継ぎ、マクラーレンの世界チャンピオンの精神を体現しています。この新たなアルティメット・スーパーカーは、スーパーカー・パフォーマンスの限界を再び打ち破り新たな高みへと押し上げました。新設計のMHP-8型V8エンジンを搭載した至高のハイブリッド・パワートレインと、マクラーレンのロードカー史上最も先進的な空力性能を誇り、先進的な軽量素材を幅広く採用しています。これらを基に、サーキットでは抜群のドライビング・エクスペリエンスを味わえ、公道では圧倒的なドライビング・プレジャーを満喫できるマシンを作り上げることができました。

Formula 1で培ったエアロダイナミクス技術、ピュアな後輪駆動システム、そして独自のマクラーレン・ハイドロリック・パフォーマンス・ステアリングが生み出す、卓越した操縦性。これらは、常に可能な限り最高のパフォーマンスを実現するレーシングカンパニーとして、明確な目的を持ってイノベーションを追求するマクラーレンの姿勢を体現しています。この革新の精神により、W1はマクラーレン史上最速のラップタイムと加速性能を誇り、ピュアな一体感を感じる究極のスーパーカー・ドライビング・エクスペリエンスを提供します。まさにW1は、マクラーレンにしか生み出せない究極のスーパーカーです」

関連情報:https://cars.mclaren.com/jp-ja/real-supercar-W1-1300BST

構成/土屋嘉久

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