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Cars
2025.07.03
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ファミリービジネスが紡ぐ、真のブランドの矜持とは。アルピナXB7マヌファクトゥーアが示す“到達点”【PR】

〝ALPINA(アルピナ)〟は、BMW車をベースとして自社ワークショップにて、独創的なハイエンドカーを手がけてきた自動車メーカーである。その最新モデル「XB7 マヌファクトゥーア」には〝アルピナ〟を担ったボーフェンジーペン家の哲学、そして矜持が、表現されている。

〝アルピナ〟という名が象徴しているものとは、何だろうか。それは優れた性能であり、上質感や心地よいフィーリングであり、さらにそれらが複合し生まれる価値、といえるだろう。そのことは最新モデル「XB7 マヌファクトゥーア」のドアを閉め、ステアリングを握った時から、感じることができるだろう。クルマを操るスポーツ性を、信頼感とともに、街や山道、あらゆるシチュエーションで、それぞれに違ったテイストで味わえること。不十分だが、あえて言葉にするならばそんなところだろうか。それほどこの「XB7 マヌファクトゥーア」、そして〝アルピナ〟が表現するものは、多彩かつ繊細であり、私たちの感性にさまざまに訴えかけてくる。

では、「マヌファクトゥーア」が表すのは、どういったことだろうか。「手づくりのもの」という意のこの語が冠せられた理由のひとつは、〝アルピナ〟のエクスクルーシブである「ラヴァリナ」レザーを、オプションで車内全体に使用できることにあるという。この「ラヴァリナ」レザーは、植物タンニンを使ってなめされた、フルグレイン(表面を削ったりしていない状態)の革で、皮革本来のなめらかなテクスチャーと、湿度などの自然な調節機能が備わっている。その革は〝アルピナ〟社内のレザーワークショップで裁断と縫製がおこなわれ、その総作業時間は100時間を超えるという。こうした職人性も「マヌファクトゥーア」という語が象徴しているわけだが、実は〝アルピナ〟そのものが、クラフツマンシップに立脚しているといえるだろう。そのクルマづくりのありようや真価は、例えば「マニュファクチュール」と呼ばれるスイスの老舗高級腕時計ブランドや、世界三大服地産地のひとつ、イタリア・ビエッラにて数百年続くファブリックメーカーや、ウィーンのシューメーカーなどのものづくりと相通じるものだ。最善を追求するため、職人性あるものづくりを間断なく続けること。そして数量や規模ではなく、ひとつひとつの製品のクオリティや個性を第一義とすること。そうした営みから生み出された品々からは、どこか似通った魅力、そして社会への矜持のようなものが感じられる。

車内のインテリアは落ち着いた色調とスポーティな質感が基調。
「ラヴァリナ」レザーが巻かれたステアリングホイール中央の〝アルピナ〟のエンブレム。同社の起源に関係しているツインキャブレターとクランクシャフトの図案が配されている。
ボディ後部のALPINAのロゴ。「XB7 マヌファクトゥーア」にはさらにMANUFAKTUR専用バッジが配される。
「ラヴァリナ」レザーを使ったインテリアも選択可能。色などだけでなく型押し加工や縫い目の組み合わせなどまで選ぶことができる。また、「ラヴァリナ」レザーを使った2つのウィークエンド・バッグを組み合わせることもできる。

〝アルピナ〟を担ったボーフェンジーペン家

〝アルピナ〟の創業は1965年。ブルカルト・ボーフェンジーペン氏が父親のタイプライター工場でBMW1500用のマルチ・キャブレター・ユニット「ALPINAユニット」を開発したことに端を発する。その性能はBMWに認められ、〝アルピナ〟はBMWと連携し、独自のハイエンドなクルマを製造するメーカーとしての歩みをスタートした。’70 年代にはモータースポーツの分野で活躍し、〝アルピナ〟そしてBMWの名は世界的に高いステイタスを得た。’79 年にはニコル・オートモビルズが代理店となり、日本での本格的な展開が始まっている。

「私の好みは極めてシンプルである。私はいつも最高のもので満足する」。オスカー・ワイルドのこの言葉に触発され、クルマを愛する人に向けた唯一無二の傑作をつくることに情熱を注いできたと語る、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏。その姿勢はブルカルト氏の息子、アンドレアス氏とフロリアン氏にも受け継がれ、現在に至っている。

ちなみに、ワイルドの言葉に象徴されるブルカルト氏の至上への情熱は、クルマづくりに限らず、〝アルピナ〟の名を冠したワインビジネスにも色濃く反映されている。モータースポーツの傍らブルカルト氏はワインへの造詣を深め、ビジネスへと発展させたのだった。〝アルピナ〟のワインは高く評価され、ドイツ国内ほぼすべての高級レストランが顧客という。

そして「XB7 マヌファクトゥーア」をもって、〝アルピナ〟は大きな節目を迎える。2025年末で〝アルピナ〟ブランドはBMWに譲渡されることが決まっているのだ。ボーフェンジーペン家による〝アルピナ〟、受け継がれてきた矜持が導く、至上かつ独創的な価値を味わうことができる最後のチャンス、それを見逃す手はない。

ボーフェンジーペン家、継承される哲学

〝アルピナ〟の創業者、故ブルカルト・ボーフェンジーペン氏(中央)と、彼の息子たち、アンドレアス氏(右)とフロリアン氏(左)。顧客の要求に完璧に応えるべく、ファミリー・ビジネスを進化させた。

ALPINAの伝統とクラフツマンシップ

欧州のツーリング・カーレースで輝かしい結果を残したのち、高級車開発に専念した〝アルピナ〟。エンジンの開発から「ラヴァリナ」レザーのステアリングづくりまで、自社の工房にて手がけられている。

もうひとつの〝アルピナ〟、ワインへの情熱

ブルカルト・ボーフェンジーペン氏には、ワイン愛好家という顔があった。イタリアのワイナリーまで買い付けに行くほどの情熱は、やがて独自のワインビジネスに結実した。〝アルピナ〟では世界の高品質なワインが扱われている。

〝オーデマ ピゲ〟は、1875年にスイスのジュウ渓谷のル・ブラッシュで創業した3大時計ブランドの一角。創業当時から複雑機構を得意とし、自社で一貫製造を行う「マニュファクチュール」だ。1972年には高い防水性を備えたスティール製の「ロイヤル オークを発表し、ラグジュアリースポーツウォッチの嚆矢となった。現在でも創業家一族が経営に携わるファミリービジネスゆえ、長期的な視点でものづくりに取り組むことができ、その時計は卓越した品質とともに高いステイタスを有している(私物)。

〝ルーディック・ライター〟は、オーストリア・ウィーンのシューズメーカー。その起源は1885年に遡る。警察や軍の靴をつくる靴工房として早くから認められ、20世紀初頭にはアメリカからグッドイヤーウェルト製法の靴づくりをいち早く導入した。現在ライター家は5代目になり、伝統的なウィーンスタイルを含めた高品質な靴をつくり続けている(私物)。

イタリアの服地産地ビエッラにて、1663年より活動している〝ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VBC)〟。現在はバルベリス・カノニコ家のもと、原毛から製品まで一貫生産するメーカーとして、サステナブルな生地づくりを進めている。写真は〝VBC〟の生地を使い、フィレンツェ仕立てを継承するサルトリア〝リヴェラーノ&リヴェラーノ〟で仕立てられたスーツ(私物)。

富士青藍
https://www.fujiseiran.jp/

〝アルピナ〟にふさわしい、わずか5部屋のスーパーラグジュアリーホテル。駿河湾に面し、富士山を望む景勝地にオープンした『富士青藍』にて撮影。
静岡県沼津市戸田3878-61 電話:0558-94-2345

主要諸元:BMW ALPINA XB7 MANUFAKTUR

エンジン:4394cc V型8気筒DOHCツインターボ
最大出力:621PS(457kW)/5500~6500rpm
最大トルク:800Nm/1800~5400rpm
全長/全幅/全高:5180×2000×1835mm
車両重量:2660kg
車両本体価格:¥29,500,000

※写真の車両はBMW ALPINA XB7です。

アルピナ・コール電話:0120-866-250

Photos: Yuichiro Ogura(p.8) Toru Oshima(p.9)
Styling: Tomohiro Saito Writer: Yukihiro Sugawara Editor: Atsuyuki Kamiyama

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