全米各地から自動車ファンが集まり、5日間・5都市を舞台に、6,000台以上の車やトラックが一堂に会するカーカルチャーの祭典「ホットロッド・パワーツアー」。このイベントは「Hot Rod(ホットロッド)」誌の企画・運営のもと、今年で31回目の開催となった。
今年のツアーは、6月9日にインディアナ州インディアナポリスで幕を開け、イリノイ州ジョリエット、インディアナ州フォートウェイン、ミシガン州モンローを経て、最後はオハイオ州ノーウォークへと巡る。
シボレーのパフォーマンスパーツ・高性能コンポーネントブランド「シボレー パフォーマンス」は、今年、タイトルスポンサーとしてイベントに復帰。高性能エンジンや最先端技術を通して、GMおよびシボレーがパフォーマンカーを愛するファンたちに向けた熱意とコミットメントを発信していくという。
このイベントでは、シボレーの往年の名車から革新的なモデルまで、多彩なラインアップを展開。例えば、LS376/525エンジンと6L80-Eオートマチック・トランスミッションを搭載した1988年型「モンテカルロ」、L8Tクレートエンジンと10L90-Eトランスミッションを搭載した1978年型「シルバラード4×4」などが登場。「シボレー パフォーマンス」のペースカーやオフロード車両も紹介する。
このほかにも、最大出力1,004PSを誇るビッグブロックのクレートエンジン「ZZ632」など、数々の高性能エンジンオプションが展示される。このエンジンは、今回のツアーで初披露となる1973年型「シボレー シェベル ラグーナ」にも搭載されており、シボレー史上最大かつ最強のクレートエンジンとして、ビッグブロックの伝説を新たな高みに引き上げた。
また、シボレーは、“マイティ・マウス”の愛称で親しまれるエンジンの誕生70周年という節目を迎えている。1955年に初登場した排気量265立方インチ(約4.3リッター)のスポールブロックV8エンジンは、コルベットやベルエアなど、多くの人々に愛されているシボレーモデルに搭載。70年にわたり、「シボレー パフォーマンス」は、エンスージアストやDIYユーザーたちのニーズに応えるため、スモールブロックエンジンの革新を続けてきた。
関連情報:https://www.chevroletjapan.com/
構成/土屋嘉久