ポルシェジャパンは、ポルシェのブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)」の所在地である千葉県木更津市を重要なコミュニティと位置づけ、市に向けた地域活動を継続して実施している。
このPEC東京のふるさと納税返礼品は、ドライビングプログラムや貸し切りプランなど、個人体験のほか、ファミリーや友人など複数人で使用できる体験型の返礼品を種類豊富に展開。2022年5月の運用開始から最高額プランの申し込みも含め、2024年11月末までに1,385件の実績があり、木更津市の財政への寄与のほか、PEC東京へ来場を促すことで市外から木更津市を訪れる機会創出にも繋がっている。さらに、新たに911 GT3などスポーツカーの2台乗り比べプログラム(630,000円)を加え、クルマ好きにとって大変魅力的な返礼品が揃っている。
また、今年で6年目となる木更津「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」にも寄付を実施し、ポルシェジャパン社長のフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏が木更津市鎌足小学校の給食試食会に招かれた。その御礼として、ポルシェの最新モデル新型タイカンクロスツーリスモと911 GTSを昼休みに校庭で披露し、生徒たちとの交流を楽しんだ。
米作りを取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加や有害鳥獣被害の深刻化など、厳しい状況にある中、木更津市では、化学農薬・化学肥料を使わずに栽培したお米を市内公立小中学校に提供する、地産地消と食育の推進を行っている。ポルシェジャパンは、PEC東京がオープンする前の2021年からこの活動に賛同し、寄付を継続。さらにPEC東京では、この希少価値の高い木更津市の有機米を使用したメニューを、レストラン906と956カフェで提供している。
さらに、スポーツカーブランドとしてポルシェジャパンは、スポーツ振興に対する取り組みも支援している。PEC東京を会場として提供し、2.1kmのハンドリングコースを唯一走ることができる地域密着型のチームランニングイベント「第9回 木更津ブルーベリーRUN」は、2024年10月13日(日)に開催され、1,208人が参加した。
当日は、木更津市の名産であるブルーベリーが会場でふるまわれ、10人までのチームがタスキをつなぎ3時間の耐久リレーマラソンに挑んだ。ここにもポルシェジャパンチームとして、社長のフォン・ヴィッツェンドルフ氏自ら参加し、渡辺芳邦市長らと汗を流した。今年は、ファミリーウォークも開催し、幅広いスポーツ愛好者がPEC東京に集った。
2021年10月1日に千葉県木更津市に開設し、ポルシェオーナーに限らず、誰でも利用できる日本で初めてのポルシェブランド体験施設。ポルシェ・エクスペリエンスセンターとして世界で9番目のオープンとなるPEC東京は、ポルシェのスポーツドライビングおよびブランド体験のための施設で、43ヘクタールの広さを誇る。コースは、2.1kmの周回トラックと5つのダイナミックドライビングモジュールが設置され、木更津市の地形と日本らしい風景を生かし、他にはない高いレベルで元の自然を活かすよう設計されている。また施設内には、ドイツ本社から特別に輸送した限定車両の展示のほか、レストランやカフェ、ドライブ・シミュレーターラボ、オフィシャルアイテムショップがあり、誰でも楽しむことができる。
関連情報:https://porsche-experiencecenter-tokyo.jp/
構成/土屋嘉久