アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(以下アメリカン・エキスプレス)は、東京国際空港(以下、羽田空港)第3ターミナルの4Fにて、2025年7月16日より、アメリカン・エキスプレスのカード会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」の営業を開始した。
羽田空港は日本で最も利用者の多い空港であり、世界でも有数のにぎわいのある空港の一つだ。羽田空港の「センチュリオン・ラウンジ」は、世界で 30番目、アジアではデリーのインディラ・ガンディー国際空港( DEL )、香港国際空港( HKG )、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港( BOM )に続く 4番目の開設となる。羽田空港に新設される「センチュリオン・ラウンジ」では、日本文化の世界観や職人技、芸術性を重んじて、日本各地で調達された装飾やアート作品を取り入れている。
また、対象カード会員の利用客がシェフの調理風景を楽しめるライブ型のオープンキッチン、和洋さまざまな料理や飲み物を提供するビュッフェ、日本のおやつ文化を取り入れたスイーツバー、さらに瞑想用の音響プログラムを備えた個室電話ブースなども設けられている。羽田空港第 3 ターミナルの 114 番ゲート付近に位置しており、滑走路を一望できる眺望の中でフライト前にくつろぎ、リフレッシュできる空間を提供していく。
羽田空港 第3ターミナルの「センチュリオン・ラウンジ」は、アメリカン・エキスプレスが発行する「プラチナ・カード」、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・コーポレート・カード」、「センチュリオン・カード」のカード会員が利用できる。
自身が手がける「赤坂 おぎ乃」を含む、東京の複数のミシュラン星付きレストランで腕を振るってきたシェフ・荻野聡士氏に監修を依頼した特別メニューを提供(2025年秋頃から提供予定)。この四季折々の旬を大切にしたクラシックな日本料理に精通する荻野氏による特別メニューのほか、ラウンジのキッチンでは、寿司やラーメンといった日本の伝統的な料理を、さらにビュッフェでは国内外の多彩な料理を味わうことができる。またバーでは、ワインや日本にちなんだカクテル、日本のビール、日本酒、焼酎など、プレミアムなドリンクメニューが揃う。お茶と和菓子を提供する専用スイーツバーも設けられており、季節ごとに変わるスイーツも楽しめる。
アメリカン・エキスプレスの社内クリエイティブ・エージェンシー「OnBrand」が手掛けた羽田空港の「センチュリオン・ラウンジ」のデザインは、日本文化の世界観、職人技、芸術性、そして日本の藍染め技法によって生み出される深みのある藍色「ジャパン・ブルー」に着想を得たものだ。「ジャパン・ブルー」は、安らぎを象徴し、日本の美術、建築、ファッションなどに広く使われている。ラウンジ全体に織り込まれた「ジャパン・ブルー」を基調に、格子状の木材、石材、ウォールナット材やブラックアッシュの繊細な アクセントが、天然素材やテクスチャと調和。バーエリアには、優美な「鱗(うろこ)」模様のセラミックタイルの床と天井からは印象的な天蓋(てんがい)が設けられ、座席エリアには江戸切子から連想された特注のシャンデリアが輝きを放っている。またラウンジ内の随所では、日本の各地域の文化に根差したテキスタイルや壁紙が施されている。
約7500平方フィート(約696平方m)の広さの羽田空港のセンチュリオン・ラウンジでは、海外旅行や出張に向かうカード会員が出発前にリフレッシュしたりくつろいだりできる、さまざまなエリアや設備が用意されている。
<瞑想もできる音響プログラムを備えた個室電話ブース>
通話や瞑想に使用できる個室電話ブースには、吸音性のあるファブリックパネルや伝統的な日本のアートワーク、そして水や風の音、森の鳥のさえずりといった自然の癒やしの音を集めた音響プログラムが備えられており、機能性と静寂性の両立を実現している。
<快適に過ごせる各種座席エリア>
ひじ掛け椅子、ハイチェア、ダイニング用ベンチシート、ゆったりとくつろげるソファ、さらにはテレビ付きの個室(家族連れや少人数のグループ向け)など、幅広い座席の選択肢が用意されている。
<センチュリオンVIPルーム>
「センチュリオン・カード」の会員は、ラグジュアリーな家具や洗練された仕上げが施された専用のVIPエリアを利用できる。このエリアには、組子細工の木工、専用のドリンク・ステーション、日本にちなんだアート作品や日本各地の活気ある祭り文化を捉えた写真など、厳選された展示も備えている。
<旅や出張をサポートする各設備>
ワークステーションや電話ブース、プレミアムなシャワースペースや洗面所、各席に備えられた充電用コンセントやUSBポート、高速Wi-Fiへの無料アクセスなども提供される。